朝っぱらから変な夢で起こされる。
カーテンをひいてるから部屋の中がまだ暗い。眠いなぁ。
子ども部屋から声が聞こえる。昨日早くに寝たから、今日は二人とも起きてるな。
着替えを取りに行くついでに子ども部屋を覗くと、布団に包まってご機嫌の1号、既に半分パジャマを脱いで座り込んでいる2号。
2号が「今日はいっちばんに着替えるの!」とご機嫌顔。
ふむ。どうした風の吹き回しなんだか。こちらが起こす前に着替えはじめているのはお休みの日以外では滅多にないこと。
着替えて、飼猫氏のお握りを握る。
2号よ、母さんのパソコンに手を伸ばすのはよせ。お。1号はもう着替えが終わったな。2号も早く着てきなさい。
お握りを握っている最中に、昨夜洗った皿を1号が食器棚に片付ける。
新聞を取ってくるのはいつも2号の役目。
子ども達に手伝いをさせるために、普段使う皿は全て子ども達の手の届く下の段。インゲン豆のスジを剥いていると2号もやってきて、空のビール缶をつぶす。
「お手伝い!お手伝い!」のコールで1号はタマゴを割ると、二人で先を争って卵焼きの味付けをする。ええぃ、塩も砂糖も多すぎるよ。もっと少なくして。
今日はパセリのみじん切りとナツメグ入れようね。
私が卵を焼いている間に、子ども達が争って、ざるの中に洗っておいた茹でたインゲンを皿に載せ、キュウリとミニトマトを切り、盛り付ける。
パンを焼いている間に、卵焼きを1号が皿に載せる。あ〜っもぉ。二人とも台所にいると狭いよっ。
その声で、1号が昼食代わりのお握りを飼猫氏の机に置きに行く。これを持って出勤するわけだな。
さぁさぁ。もうご飯だからお皿をテーブルに運んで。
飼猫氏もやってきて一緒にコーヒーを飲む。
時間は 6:40。弁当を作らなくていい日とはいえ、この時間に朝食を食べ始めるのは快挙である。
なんだかうまく行き過ぎて、どこかでこの調子が崩れてしまうのが怖いぜ。
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