2号には余り本を読んでいないなぁ。
同じ年の頃の1号に比べて寝る時間が早いのと、どうしてもその時間よりも前に寝る準備ができにくいのが原因。
でもそれだけばっかりじゃいけないよねぇ。
つーわけで、寝る前に本を読んであげる、と言ってみる。
「だから、7時半じゃなくて、7時15分までに布団に入る準備をしてね」
ところが、2号だけに本を読んであげる時間をとるのだと思ったらしくて1号が一人で、ボクはボクは と、横で騒ぐ。ええぃっ。お前はいつも2号が寝てからたっぷりと読んでいるだろう!
─ どき。
2号の空気が変わる。
今まで僕が寝た後、そんな楽しそうなことやってたのぉぉぉぉぉ?という感じ。
2号に本を読んで、抱きしめて、布団に連れてって「おやすみ」を言って。
2号はグズグズグズと寝たくない、つまらない、一人じゃ寂しいと繰り返す。
今まではこれで寝ていたのになぁ。
ええぃ。お前はもう寝ないと、明日も時間通り起きられないだろうっ!つか、起きても「身体が起きてないから着替えられない…」と30分以上もパンツ一枚でごろごろするんだからっ。早く寝ろっ。
リビングに戻ってきて、1号にいつものように本を読む。でもあんたも、明日はお泊り保育で早いんだから8時には寝なさいね。
読み終わってから、2号にやっていたからとせがまれてぎゅぅっと抱きしめて「おやすみ」を言っていると、そっと子ども部屋を出てきた2号が、リビングのガラスのドア越しにこちらを見ていた。
…ああ。振り出しにもど…いや、戻らんぞっ。二人とも布団に行けぇぃぃぃ!
この記事に対するコメント[2件]
1. まじん — July 19, 2006 @12:49:02
我が家も下の娘は、あんまり本を読んでもらってないなぁ。
その点、息子はさんざん読んでもらってたな。
ジジババからもさんざんよくしてもらってたし。こういうとこ、上の子は特だよな。
Yumikoit July 22, 2006 @09:04:18
私自身が第2子なのでやっぱり子どものころの写真もほとんどないですし、親に言わせると幼稚園に送って行った経験もないそうで。
# 兄貴が入園初日に「僕一人で行けるから」と言ってそのまま一人で行っていたそうで
いい時代だったのかなとも思います。
一方で、1号はまだ映画館デビューもしていないし、「小さい子がいるからダメ」と言われるものもあるはず。
今度、「飼猫氏2号とデート」「私1号とデート」もしくはその逆(小さい頃は殆どこれだったわけですが)とかやってみよう、と話しています。
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