一矢報いた?

朝5時半頃。1号がトイレに行く気配がする。
6時。私の携帯がアラームを鳴らす。あ〜ぁ。起きなくちゃ。
1号が我々の布団に乱入。ええぃ。うるさい。

6時半からご飯だよ。と言い置いて私も着替えて、子ども部屋を覗くと2号がまだ寝ている。自然に起きられるようにと明かりをつけてカーテンを半分だけ開け、飼猫氏の昼食用のおにぎりを作る。
ふと見ると1号が2号の顔を叩いて起こしている。ええぃ。それをやると起きた時機嫌が悪いから止めなさい。

今日は早くしてって言わないからね。

朝ごはんの準備をする途中、1回だけ子ども部屋を覗いて
「あと10分でご飯」
と一言だけ言う。
さ、あとは卵焼きを作って、パンを焼いて。

1号は着替えたあと、一瞬ポケモンカードのホルダーを開いたがこれではいかんと幼稚園のカバンに詰め込むべきものをつめているようだ。2号はまだパジャマを脱いでブラウスを股にはさんでごろごろしている。ぐっと我慢して1号に皿を片付けさせてから朝食を並べさせる。
既に6:45。やっと「いただきます」

2号は今度はズボンをこねている。起きてからもう30分以上過ぎてるのになぁ。やっと
「お母さん、ズボン履けない…」
と持ってくる。持って来るなら早くすればいいのにねぇ。

お待たせしました、ご飯食べさせてください
と2号がやっと言ったのは7時。見ると靴下を履いていない。ハンカチはポケットに入れた?
「あ。まだだった!」
と部屋に戻る。
飼猫氏出勤。
黙々と朝食を続ける私と1号。

片付けて…1号、来週のお泊り保育は朝出かけるのが早いから、予行演習のつもりならもう歯磨きしないと間に合わないんだよ。
歯磨きが終わって7時半。2号はまだ、子ども部屋でごろりと仰向けになったまま靴下をこねている。
「2号。お母さんが2号に次にアレしてこれしてっていうのは簡単なんだけどね。
 でも余り言われるのも好きじゃないでしょう。
 それでも、30分も靴下こねてるよりも、早く履いちゃってご飯も食べて、余った時間で絵本読んだりテレビ見るほうが楽しいと思うんだけどな」
とお決まりの説教をしてみる。

やっとスイッチが入った2号。それでも靴下履けない、履けないと泣いて手伝ってもらいたがる。2号よ。それは申告時間が遅すぎる訳よ。
適当に手伝いつつ、こちらは洗濯物を干し始める。
1号に昨日貰った雑誌の中の童話を読み聞かせ、2号が朝食を始めたのは7:50。
間に合うの?バスは8:17に来るんだよ。

決まった時間までにご用意が終わらないなら、幼稚園をお休みするというのが我が家のルール。本来、遅くとも7:30には終わっていて欲しいのだが。2号にはその辺はわからないらしい。というか、その時間にご用意が終わっていたためしがないのである。
10分で朝食を口に押し込み、急いで歯磨きをする。リュックを背負って…お出かけの時間を知らせるアラームがなる中私の冷たい一言が飛ぶ。
「2号は連絡帳をリビングに置いたままだから、今日は休んでいいよ」
「だっ、だめぇぇぇぇぇ!!!!」

それでも間に合うところが、2号が全然懲りない理由。そしてホントに休んでいいよと言っても多分、あっさりと諦めてしまうのが2号の悪いところの気がする。

バス停まで降りていって、バスを待っている2,3分の間に、私の足に止まったかを一匹、つぶした。なんとなく2号に一矢報いた気分。

? posted by Yumikoit at 03:58 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント[4件]

1. まじん — July 13, 2006 @12:32:44

>決まった時間までにご用意が終わらないなら、幼稚園をお休みするというのが我が家のルール。
なんてぇのは、我が家ではとうてい採用できないなぁ。娘はどうかわからんけど、息子なんか、喜んで休んでしまいそう。
今朝も直前になって、水着やら裁縫道具やら持って行かなきゃならないのを用意し忘れているのを忘れて大わらわ。今朝は叱らないで済んだけど、叱らないようにするのって、ほんと大変。

Owner Comment Yumikoit Website  July 13, 2006 @22:20:00

あはははは…。
1号がとにかく幼稚園が好きで、「行かなくていいっ!」というとその場でヒステリーを起こして土下座でも何でもするから行かせてくれ、と言います。2号はそこまでの情熱はないようなんですが、でも「行かなくていい」といわれると天邪鬼に「いやっ行く!」と反射的に言いますね。
でも叱らないですむ日があるなんて羨ましいですよ。私なんて毎朝…(以下自粛)

3. 貧乏神 — July 13, 2006 @22:28:16

僕の家は道路に面していて、いつも幼稚園バスが止まります。
7、8年前に、裏の子供が「幼稚園に行きたくない、オシッコがしたい」
と言って、ズボンを下ろし僕の家の壁に向かってオシッコをし始めました。
「この野郎!!」と思ったら、全然出てませんでした。嘘だったんですね。
そこまでして幼稚園に行きたくなかったんですかねえ。

Owner Comment Yumikoit Website  July 14, 2006 @21:14:57

そ…それは…されちゃった家の身としては辛いですね…。
昔のことですが、幼稚園へ徒歩で連れて行く途中にオムツが取れたばかりの2号がもよおしてしまって、通りすがりの駐車場でさせてしまったことは過去に数回あります…<m(__)m>

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