月末になると幼稚園のお帳面には先生から今月の子どもの様子について一言メッセージが書かれる。これがすごく楽しみ。
まぁ相変わらず悪ガキなんだろうけど、先生からのメッセージはその月その月での子どもの成長や新しくできるようになったこと、最近楽しんでいる遊びについて園での様子が書かれている。
11月のメッセージは1号が数字に最近興味を強く持っていること。
そうそう。1号は数字がすきなんだ。割と小さいころからね。
私は子どもってみんなこんなもんだと思って気にも留めていなかったんだけど、3歳過ぎくらいでは両手指を使ってやる簡単な足し算くらいならやっていた。
「ごじゃんけん!」
とこちらが片手を出すと、こちらが出した指の数と足して5になる数を考えて、さっとあちらも片手を出す。
一時期これにはまっていたっけ。
幼稚園でも年少時に「きびだんご」って手遊びをやっていたらしい。
♪きびだんご、きびだんご。3と2できびだんご
っていう具合に、足して5になる数の組み合わせを作っていく遊び。
進化して「10じゃんけん」「きびまんじゅう」ってのもあったな。
年中組になっていつのまにか分針を自由に読めるようになった。
2号にわかるように
「長い針が、4になるまでに片付けてね」
というと
「それって20分までだよね!」
と確認する。
こちらがアバウトに
「25分だよ」
というと自分でアナログ時計とデジタル時計を見比べて
「今は27分!」
と指摘する。
みんなこうなんだと思っていたんだけど、よく
「どうやって時計の読み方を教えたの?」
と訊かれるので必ずしもそうでもないのかな。
でもひらがなもカタカナも、数字も、絵本なんかを見ながら自己流に書いているのですごくいい加減な書き順。しかも活字のように書きたがるので、「1」や「9」などよみにくい。「4」もそういえば1フデで書きたがるね。
私はパソコンばかりで、目の前で鉛筆を使って文字を書いている風景をあまり見せていないからなぁ。
書き文字と違うんだよ、とたまに書いてやると
「じゃぁ、これは。これは?」
と次から次と書かされる。
昨夜も風呂の中で曇った鏡を石板代わりに数字の書き方学校。
ええい。体が冷えるぞ。1号、風呂に入れーっ。
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