有木 昭久 / 西村 繁男
福音館書店 (1995.11)
ISBN : 4834013413
価格 : ¥1,260
みんなであそぼう―650のあそびのヒント集 とあるように、あくまでヒント。
イラストで描かれた遊びには、一つ一つ番号が付いている。
欄外の番号の索引に、遊びの名前が書いてあるだけ。
遊び方は直感的にわかるものが多いけど、1号にはまだまだ。
一つ一つ指をさして、これはナニ?これはナニ?と訊いてくる。
あー。これはねー。缶にいっぱい釘で穴を開けるでしょ。その間に水を入れるとジョウロみたいにお水が出てくるよねー。
あ、それボク、ペットボトルで作ったことあるよ!
これは?
んっとー。積もった雪の上に尻もちつくとね。雪の上にお尻の形が付いて面白いよねー。
あ。これは僕知ってるよ。そりって言うんだ!この間、絵本でみたよ!
とにかく見開き1ページに20以上の遊びが載っている。その一つ一つについてこんな会話を交わしながらよんでいるといくら時間があっても足りない。
夜寝る前に読んであげる絵本ではなく、昼間1号が一人で開いてこの絵は?この遊びはどうするんだろう、と思いながらよむには楽しいかもしれない。
そういえば、鉛筆の背を削って、「ストライク」「ボール」「ヒット」などと書いてサイコロ代わりに転がす野球のゲームのイラストがあったな。
1号、最近アニメの「メジャー」の影響で野球に関心があるらしい。作ってやったら喜ぶかなぁ。
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