坪田 耕三 / 川村 易
太平出版社 (1994.7)
ISBN : 4803132089
価格 : ¥1,365
「はじめてのさんすう」シリーズ。同じシリーズの「なかまをつくろう 」や「まる・さんかく・しかく 」が気に入ったんだね。
今度はなぜか数字が飛んで第8巻。
きこりのおじさんたちが木を切っている。
切った木を束ねて…いかだを作る。二つのいかだ。その後ろに3本だけバラの木をつないで、川を下る。
よく数えてみるといかだに使ってある木は、一つのいかだにつき10本。じゃあ、切った木は全部で何本???
例によって1文も文章はない。
でも示された絵からそれとなく解説して数えさせると、だんだんと2桁の大きな数字の概念がわかるよ、という仕組み。
概念を伝えるために、今までの本よりも隠し絵などの楽しみは減ったみたい。でもコレはこれなりに子どもは興味津々。
親としては予め巻末の「親のためのページ」を読んで予習をしてからじゃないと子どもに面白いように読んでやることが出来ないかも。いや、読もうとすると意外と難しい本だわ。コレ。
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