珍しく1号が起きている時間に飼猫氏が帰ってきた。
2号は夕食中にスイッチが落ちて、既に就寝済み。
1号が昨日今日と幼稚園で作ってきた工作を見せる。
牛乳パックの台紙に、赤や黄色のセロファンを貼り付けた色眼鏡。
「コレをつけると、世界中が黄色く見えるんだよ!」
ほぉほぉ。
しばらくすると飼猫氏が
「おい、紙ないか、紙。白い紙」
と言い出した。白いメモ帳を渡す。
飼猫氏はそれに赤いマジックで文字を書く。
1号の名前。
1号に赤い色眼鏡をつけさせてからそれを読ませる。
「─ 読めない」
じゃあ、色眼鏡とって見てごらん。
「あっ。ボクのなまえだっ」
今度は黄色いサインペンでなにやら書いている。黄色いメガネをかけさせて…
「今度は見えるよっ」
ううむ。サインペンの色と、セロファンの色身が微妙に違うか。
サインペンやらマジックやら色々試している風。
「ねーねー。なんで見えなくなったりするの〜???」
「う〜む。それはだなぁ〜」
─ というわけで、飼猫氏の楽しい科学教室なのでありました。ちゃんちゃん。
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