降園後、お友達を預かることになった。
今日お姉ちゃんの小学校で授業参観があるKとくん。
のんびりのんびり、お迎えに行って30分ほど園庭で遊ばせる。
いつもは2号も歩かせて迎えに行くんだけど、今日は自転車。
なぜなら。
「ほらー。帰るよー」
すっ飛んで行く1号。
お友達も走る走る。
一応いつも同じ道を通っている1号は道路を渡るところは待っててくれるけど、お友達はそうは行かない。
2号の歩く速度で追いかけたら絶対に道路を渡るところで捕まえることは出来ないから。
それにしても1号速い速い。
いつも追いつけないけどお友達と一緒に歩いて帰る日は、いつもの2割増しの速さになる。
大抵
「1号くん速すぎー!」
とお友だちから泣きが入るわけ。ぜぇぜぇ<お友だちの息遣い。
今日もそうだったんだけど、家に着く寸前1号が言った。
「でもね、ホントはKとくんの方が僕より速いんだよ」
ふーん。そうなんだ。
夜の風呂の中で、1号がなぜそう思ったのかが判った。
「今日はねー。お椅子早く座ったのー」
そうか、椅子取りゲームをしたんだ。で、1号勝った?
「ううん。あともうちょっとーってところで、負けちゃった」
そうか。で、結局誰が勝ったの?
「えっとねー。Cちゃん。あとね。Kとくん!」
そっか。椅子取りゲームで負けたから、Kとくんの方が足が速いと思ったわけね。なるほど。
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