ヘザー・アメリー文・トニー・ギボンズ絵・富田京一訳
出版社 ほるぷ出版
発売日 1994.04
価格 ¥ 1,223(¥ 1,165)
ISBN 4593536294
ここのところ、2号がやたら早く寝る。夕食を食べながら寝てしまうので、布団に先に寝かせると、そのあとは寝室で灯りをつけて1号に絵本を読むのはちょっとためらわれる。
すると、寝室においてある借りてきた絵本よりはどうしてもリビングにおいてある図鑑系の絵本を読むことになるのだが。
今日は2号を布団に寝かしに行く前に、1号に今晩読む絵本、を持ってこさせた。うん、この方法いいかな。
というわけで久しぶりに「絵本箱」の更新。
コレも図鑑系といえば図鑑系絵本。
ここ2,3ヶ月でカタカナもだいぶ読めるようになったらしい1号は、長くて難しそうな長い単語に凝っている。自分でそういった単語を読んで覚えるのは楽しいらしい。
それもどこかで見たことのあるチョウチョの長い名前よりは、きょうりゅうの名前のほうが難しげに見えるのか。
家にある絵本の恐竜の名前をいつの間にかどんどん覚え始めた。
正月にテレビでやっていたジュラシックパークの映画の影響もあるのかなぁ。
見ていると面白いのは、小さいオトコノコが興味を持ちそうなティラノサウルスレックスやプラテノドン、ディノニクスといった肉食恐竜や翼竜よりも、身体が大きくて温和なブラキオサウルスやプロントサウルスといった草食恐竜のほうが好きらしい。
肉食恐竜の絵本を見せてもそっぽを向いていたのに、自分で選んできたのはこの絵本。
サウルス、というのがトカゲという意味だ、と知ったのもこの本でだ。イグアノドン、がイグアナに似ているからつけられた名前であるのと同様に、ブロントサウルスという名前が「うでトカゲ」という名前であるように、前足が長いのが特徴。
そうやって一つ一つの言葉が、意味を持っていると1号も知り始めて何かと名前の意味を知りたがる。
太くて頑丈な足。頭を上げると4階の窓からでも見上げるほどの長い首。その割に小さい頭。
体重が60トンもあったろうとか、キリンが首を伸ばしても肩にやっと届くぐらいだったろう、とかそういう具体的な数字は子どもには実感がないであろう。にもかかわらず、何故オトコノコってそういうデータシートとか好きなのかなぁ。
それでもそういう事実を並べられることは、子どもにとって一人前の情報を与えられたという満足感があるのかもしれない。満足感を重ねていくうちに、ホントのデータの意味とか覚えていくのかな???
見返しのところに、同じ「なぞとき恐竜」のシリーズの紹介があった。しばらくこのシリーズにハマるのかもしれない。
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