以前から2号はかんしゃくを起こすと
「あんぱんまん…べちゅっ!」
と言って周りの何かを叩いてみたりして自分の怒った気持ちを表現していた。
面白いもので、「あんぱんまん」と「べちゅ」の間の「溜め具合」でどのくらい深く怒っているかがわかって。傍で観察しているとすごく笑える。
すごく怒っている時には「べちゅ!べちゅ!べちゅ!」と何度も言いながら、周りにある椅子やテーブルなどをべしべし叩く。
別にアンパンマンのビデオやテレビを見せたことがあるわけじゃないので由来は不明だが、どうもその起源は私や飼猫氏が子どもたちを叱る時に
「次にまたこれをしたら、べし!と叩くからね!」
と言っていることにあるらしい。
主に1号とケンカした時などによく見られる行動なのだが、基本的に相手に向かっていっても負けることは判っているらしく
「あんぱんまん べしゅ!」
の時には1号自身やその怒りの相手ではなく、大体周囲にある椅子やおもちゃに矛先を向くことになっている法則も笑える。
私や飼猫氏が叱っている時には「あんぱんまんべちゅ!」が出ることはない。ただ「叱られて不本意だ」という気持ちを表現するために、下唇を強く突き出していじけて見せたりする。
さて、最近は1号と2号がけんかをする時に変化が生じてきた。
1号の無法行為に対して、2号がまだ交渉の余地があると思っている場合…例えば1号が持っていったおもちゃを貸してほしいとか…の時には、すぐに「あんぱんまん べちゅ!」が出るのではなく
「いや、いや、いやだー」
と言うようになってきたのだ。
で、その「いやだー」が通じないと判ると「あんぱんまん、べちゅ!」が出るわけ。
う〜む。奥が深い。<ほんとか〜???
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