我が家は決まったおやつ時間というものはない。
しかし「ご飯を全部食べないやつにはおやつはない」という鉄則があり、主に食事後の甘いものを獲得するのは子供たち、特に長男の頑張りにかかっている。
「今日は頑張って全部食べたから、おやつちょーだい!」
「うん。じゃぁりんご剥こうか。梨剥こうか。あした遠足でリンゴ園に行くから、今日は梨を剥こうね」
と梨を剥く。
「僕ね。梨大好きだから今度またたくさん買ってね」
1号のせりふ。よしよし。2号はモノも言わずにひたすら梨を食べている。好きだもんなぁ。
「あしたは、全部食べられたら、プリンがいいなぁ」
「うん、いいよ」
「プリン、おうちにある?」
ヨーグルトは昨日全部食べちゃったけど、プリンはまだ3連のが買ってあるわ。
「うん。あるよ」
「いくつ?」
「3つ」
「じゃあ、僕と、2号とおかーさんが食べられるね」
1号、そこでしばらく梨を齧りながらなにやら考えている様子。
「でもやっぱり、おかーさんにはプリンは食べさせないで、お父さんが帰ったらお父さんにあげよう」
「…1号は優しいねぇ。お父さん、きっと喜ぶよ」
「うん。僕もお父さん、とても喜ぶと思ったんだぁ」
飼猫氏は喜ぶだろうが…しかし1号よ〜ぉ。なぜそこで母が我慢するんだ…。
いや、別にプリン食べなくなっていいけどさぁ。
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