令嬢テレジアと華麗なる愛人たち

令嬢テレジアと華麗なる愛人たち

藤本ひとみ著
出版社 集英社
発売日 2004.05.26
価格  ¥ 1,890(¥ 1,800)
ISBN  4087746968
★★★☆☆
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読み始める前は、令嬢テレジアといわれてもピンと来なかったんだけど。
ナポレオンが、ジョゼフィーヌに求婚する前にこのテレジアに思いを寄せたらしい。元フォントネー公爵夫人。革命家タリアンの愛人。
彼女を通してフランス革命の主に後期を側面から描いている。

アントワネットや貴族側から描いたフランス革命史ではなく、過激派の革命家側から描いたわけでもない。

藤本ひとみ特有の官能的なシーンも多いですが、しっかりとした時代背景と人物描写でとても面白く読めました。

? posted by Yumikoit at 11:58 am commentComment [2] pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント[2件]

1. MIKA — August 29, 2004 @19:05:10

おお〜〜好きなんですよ 藤本ひとみ ただし文庫のみで これは未読
早く 文庫本にならないかな?!
この人って しっかりフランス史書いてくれるので好きなんですよ。
聖戦ヴァンデは衝撃的でした。

Owner Comment Yumikoit  August 29, 2004 @20:12:41

ええ。私も藤本ひとみって結構好きなんですー。
ブルボンの封印、読んだ時にはデュマ読み返しちゃいましたもんねぇ。

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