藤本ひとみ著
出版社 集英社
発売日 2004.05.26
価格 ¥ 1,890(¥ 1,800)
ISBN 4087746968
読み始める前は、令嬢テレジアといわれてもピンと来なかったんだけど。
ナポレオンが、ジョゼフィーヌに求婚する前にこのテレジアに思いを寄せたらしい。元フォントネー公爵夫人。革命家タリアンの愛人。
彼女を通してフランス革命の主に後期を側面から描いている。
アントワネットや貴族側から描いたフランス革命史ではなく、過激派の革命家側から描いたわけでもない。
藤本ひとみ特有の官能的なシーンも多いですが、しっかりとした時代背景と人物描写でとても面白く読めました。
この記事に対するコメント[2件]
1. MIKA — August 29, 2004 @19:05:10
早く 文庫本にならないかな?!
この人って しっかりフランス史書いてくれるので好きなんですよ。
聖戦ヴァンデは衝撃的でした。
Yumikoit August 29, 2004 @20:12:41
ブルボンの封印、読んだ時にはデュマ読み返しちゃいましたもんねぇ。
この記事に対するコメントは締め切られています