宮崎駿著
出版社 徳間書店
発売日 1996.11
価格 ¥ 5,913(¥ 5,631)
ISBN 4198605610
愛蔵版の上巻。
本書は廉価版や雑誌などで以前にもぱらぱらと分散して読んでいたが、まとめて読むことはなかったので、全体のストーリーは実は知らなかったので読むことにした。
飼猫氏も、実際に読んでみると記憶にあるのは上巻の1/3ほどだったらしい。
…映画の方はずいぶん見返していたんだけどね。
映画よりも複雑でリアリティのある人間関係と自然界や巨神兵の成り立ち。
クシャナの国トルメキア内の内部事情。皇弟の正体。「森の人」の存在。
私は元々基本的に原作至上主義者だが、これもまた映画よりも入念に構成されたひとつの完成された世界を構成している。
巨神兵が人工生命体だっていうのは、映画でもなんとなく判ったことだけれども、王蟲や腐海もそうかもしれない。下巻を読むのが楽しみ。
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