「竹家食堂」ものがたり

「竹家食堂」ものがたり

大久昌巳共著・杉野邦彦共著

出版社 TOKIMEKIパブリッシング
発売日 2004.02
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4048945211
★★★★☆
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「ラーメン」の生みの親とも言われている北海道のラーメン屋の誕生秘話を小説化した本。

「竹家」を作った大久昌治氏という人は元々は宮城県名取の愛島出身と読んで、なんとなく?親近感。
私はいつもこのあたりを運転して通学・通勤していたなぁ。
ちなみに「愛島」というのを「めごしま」と読める人は地元に精通した人だろう。

それが縁あって北海道に渡り、小判焼きのお店・写真屋を経営した後に、当時はまだ北海道にもなかった中華料理の店を創業する。
時代的にも中国人を蔑視する風潮も強かった中、なんとか中国を馬鹿にした言葉を使わないで注文してもらえるように一番人気であったメニューの肉絲麺(ロースーメン)の代用呼称として「ラーメン」という言葉を考え出す…。

「竹家」の創業者の息子の一人である大久昌巳氏と大手の製麺業を営む杉野氏とによる共著で、小説仕立てなので比較的読みやすい。

読んでいたら、飼猫氏が
「あ。この本は読んだことないけどこのエピソード、スーパージャンプに漫画化されて載っていたと思うよ」
と言っていた。

? posted by Yumikoit at 01:54 pm pingTrackBack [0]

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