1号はいまだにお姫様抱っこ(いとう家では『赤ちゃん洗い』と呼ばれる)の状態でしか髪の毛を洗えないので、2号のように座ったままザバッとお湯をかけられる「オトナ洗い」への移行が待たれる。
以前からそれとなく「幼稚園に行ったら」「4月になったら」「4歳になったら」などと心の準備をさせているのだが、まだ果たせていない。
昨日、幼稚園からシャンプーの試供品を貰ってきた。
へぇ。シャンプーの試供品まで幼稚園で配ることがあるんだぁ。
と思っていたら、1号が言った。
「ボク、このシャンプーでオトナ洗いするの!」
ほぉ。ではさっそく試してあげよう。
…と楽しみにしていたのに、昼間ミニカーの上で転んだとかでお腹の上にでっかい擦り傷。かなりお湯がしみるらしい。
「オトナ洗いしたら、お腹しみるからイヤァ!」
というので急遽やっぱり赤ちゃん洗いになってしまった。
次に2号の洗髪。
「2号、オトナ洗いできる?」
「うん。2号はオトナ洗いできるよ」
「じゃあ、このシャンプー使って、試してみて」
…シャンプーに関係なくできるんだけどね。2号。
どうやら、2号が使えることを確認して自分でも試したいのか。
「でも、2号が使っちゃったら、1号がオトナ洗いするためのシャンプーなくなっちゃうよ。いいの?」
「…それは、いや」
「じゃあ、1号がオトナ洗いするときまでとっておこうよ」
「ボクがオトナ洗いする日に、一緒にシャンプー使う!」
…いいよ、それでも。
実は1号は「3歳になったらトイレでおしっこできるねぇ」とか「x月になったらxxできる」みたいな「魔法の言葉」で努力目標を設定するとそれに向かって頑張れるタイプ。もしかしたら、これで本当に赤ちゃん洗いを卒業できるかもしれません…
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