ふうちゃんの詩

ふうちゃんの詩

金子みすゞ詩・上村ふさえ詩・上野紀子絵

出版社 JULA出版局
発売日 1995.11
価格  ¥ 1,428(¥ 1,360)
ISBN  4882840561
★★★★★
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1号の図書館などでの絵本の選び方はかなり不思議だ。
中を開くことなく、これとこれとこれ、という感じで、ぱっぱと本を書棚から選んでくる。
なのに、しっかり好みはあるようで強引にこちらがこれ、と渡したものはだめなようだ。

この本もそうして選んだらしく、飼猫氏は「あいつの趣味はよくわからん」と言っていたが読んでみて私の方が好きになった。

金子みすヾが、娘の幼少の言葉を書き取ったものである。

「おつきさま、やねに、かくれんぼしてる。」

「おかあちゃんの手、つめたいね、
 おぶうちゃんの足、ぬくいでしょう。」
の言葉では、1号は私の手の中に自分の手を差し入れてきた。
「かあさんの手、つめたいか?」と訊くとにやりと笑って
「ちょっとつめたい〜」
と言っていた。

それなりに共感する言葉がいくつかあったようだ。

? posted by Yumikoit at 09:15 pm pingTrackBack [0]

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