ジョアン・デ・レオンさいわ・え・ふせまさこやく
出版社 新世研
発売日 2003.03
価格 ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN 488012141X
フィリピンの民話、とタイトルに添えられている。
昔、空には7つの月があった。7つの月は、一緒に満ち、一緒に欠けた。
天の神様バサラが空に撒いた宝石と言われていた。
闇の神であるドラゴンのバクナワは、「飴玉みたいできれいだな〜」とお月さまを飲み込んでみる。
身体の中でころころころ。うふふ、くすぐったぁぃ。クスクスクス。
その快感が忘れられなくて、次から次へと月を飲み込むドラゴン。
眠りから覚めたバサラが、空を見たときには…最後の一個もドラゴンが飲み込もうと…
身体の中で転がる月をくすぐったがるシーンで、1号もニコニコ。
一緒にくすぐったさそうな嬉しそうな顔をしていました。
そういえば、わたしも小さい頃、覚えている一番古い絵本がやっぱり、ドラゴンがお月さまを食べちゃう話でした。あれは最後はお月様の樹の種を植える話だったと思うけど。確か、「おつきさまをたべちゃった」ってタイトルだったような。もう一度読みたいな。
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