玄関の靴をもれなく引っ張りあげ、齧り、本棚の本を引っ張り出すのが好きな2号。
もちろん、もれなく私の怒声とおててペン、がついてくる。
いつものように、布団を敷いていたら1号がその上を走り回り、2号が喜んでその後をハイハイで追い掛け回す、という状態だったんだけど。
時々2号が、1号の寝る前に読む絵本が置いてある絵本棚の前に陣取る。
一冊、引っ張り出しかける。
「2〜号〜?」
ぴた。
座りなおして何事もなかったかのようにごまかしてまた這いずり回り始める。
玄関の方によっていく。
玄関を見下ろす。
「2〜号〜?」
ぴた。
こっちをうかがう。
目があう。
座りなおしてから、また1号を追いかけ始める。
何を怒られてるかは、判っているのね。よしよし。
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