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- Zilog Z80 DMA
- DMA (Direct Memory Access Controller)
- Z80ファミリー
- DIP40P
Z80 DMAは Z80ファミリーの DMAコントローラです。
Z80 DMAの特徴は
- 1chのDMAチャンネルを持つ
- 3種類のデータ転送方向をサポート
- メモリ - I/O間
- メモリ - メモリ間
- I/O - I/O間
- 3種類のデータ転送形式をサポート
- データ転送モード(Transfers)
- サーチモード(Searchs)
- データ転送+サーチモード(Transfers/Searchs)
- 3種類のデータ転送モードをサポート
- バイト転送モード
- バースト転送モード
- コンティニュアス転送モード
- オートリスタート機能を持つ
- バスタイミングをプログラムで変更可能
- Z80 CPUのベクタ割り込み機能をサポート
があげられます。
Z80 DMAは転送チャンネル数が1chと少ないものの、多くの機能を持ったDMAコントローラです。
始めに転送方向ですが、他社のDMAコントローラがメモリ - I/O間のデータ転送しかできない製品が
ほとんどなのに対し、メモリ - メモリ間、I/O - I/O間のデータ転送ができました。
私もメモリ - メモリ間転送機能を使用したことがありますが、便利な機能だなと感じました。
データ転送形式も通常のデータ転送のほかに、データの検索(Searchs)と 転送+検索の機能があります。
Z80 DMAは豊富な機能の反面、設定するレジスタの数が多く、使いにくい周辺LSIと言われました。
実際にZ80 DMAの機能の中で使用されたのは メモリ - I/O間のデータ転送くらいで、他の機能は
ほとんど使用されたことは無かったようです。
また、チャンネル数が1chと少ないのが致命的で 実際の使用では 80系の 8237A等で代用される場合も多く、
あまり使用されていなかったようです。
手持ちのZ80 DMAを幾つか。
始めに 最古参のZ80 DMA。1979年第4週品。
次は4MHz対応の Z80A DMA。
1983年29週品。
最後は謎の Z80 DMAT。
最後の"T"の意味が全くわかりません。
型番もまだ Z80 xxxの頃の製品です。
なみに 1978年29週と Z80 DMAならばこいつが
古参となりますが...
セカンドソース品を幾つか。
始めに MOSTEK社のZ80 DMA。1982年第2週品。
この頃にはセラミックが白から紫に変わっていたようです。
SHARP社のZ80A DMAを2つほど。
上がパッケージ表面がつるつる品。下が梨地品。
日本のメーカ品は Date Codeが良く判らないので
いつからパッケージの変更がされたのか判りません。