- MOTOROLA MC6839
- floating point ROM (FPROM)
- MC6809ファミリー
M6809ファミリーには 浮動小数点演算をソフトウェアで行なうためのROMがファミリーに用意されていました。
MC6839は 8KbyteのROMにIEEEスタンダードに準拠した浮動小数点演算ソフトウェアを書きこんだものです。
MC6839には次の浮動小数点演算サブルーチンがあります。
- 四則（加減乗除）演算
- 剰余演算
- 平行根演算
- 絶対値演算
- 整数部演算
- 符号変換
- 比較
- 整数->浮動小数点変換
- 2進数->10進数基数変換
残念ながらデータシートが無いので実際の使用方法（ピン配置、サブルーチンアドレス、
パラメータ/リターン値等）が判りません。データシートが入手出来次第、続きを書こうと思います。
上のスペックは Interface誌 1981年2月号の特集を参考にしました。
写真のMC6839は 型番が "MC68B39"です。これは対応動作周波数が2MHｚ版であることを示します。