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- INTEL i8228
- MCS-80 システムコントローラ
- i8080ファミリー
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- INTEL i8238
- MCS-80 システムコントローラ
- i8080ファミリー
i8228/8238はTTL技術で作られた8080用のシステムコントローラで、8080のデータバスと制御信号から
外部機器を制御するための信号を生成します。
i8228/8238は8080のデータバスバッファ機能と割り込み制御機能を持ち、8080システムを最小の部品で
構成することが出来ました。
i8228とi8238は i8238が大規模なシステム向けに IOWとMEMW信号の幅が i8228よりも広くなっています。
他の信号タイミングや電気的特性は同じです。
i8228/8238の特徴をまとめると
- 8080 CPUの制御信号をデコードし、メモリ制御、I/O制御等の信号を生成する(ステータスラッチ機能)。
- 8080 CPUのデータバスのバッファ機能を持つ。
- RST7割込みを容易に発生することができる。
- 複数バイトの割込みをサポートする。
INTEL製の8228をいくつか。
始めにサーディップ版。
右はよく見るプラスチック版。
8228も8080ファミリーとして各社がセカンドソース品を出していました。
右はNSC製。珍しいセラミックパッケージ品。
右はNEC製。これも珍しいセラミックパッケージ品。
TK-80には 8228がシステムコントローラとして使用されていました。
右は東芝製8228。
これは東芝製のトレーニングキット EX-80に使用されていたものです。
左はAMD製の8238。
8238は8228に比べ比較的大きなシステムに使用されていました。
INTEL社のSBC80/10にも8238がシステムコンローラとして
使用されていました。
左はNEC製8238。初期のセラミックパッケージ品です。
左はNEC製8238その2。
こちらは後期のセラミックパッケージ品です。