- INTEL 8185
- 1024byte RAM
- MCS-85ファミリー
INTEL 8085には専用のRAMがありました。
それがこの8185で、8085のマルチプレックスバスに直接接続できます。
8085のマルチプレックスパスはアドレスとデータが時分割で出力されます。そのため、普通のメモリーを
接続するには、ALE信号を使用してアドレス信号をいったんラッチしてから使用しなければなりませんでした。
8185はそのラッチ(アドレスラッチ)を組み込んだ製品でした。
8185は8088や8048のようなマルチプレックス形式のバスを持つCPUに接続することも可能でしたが、
あまり使用されたことは無いようです。
所有している8185は、 INTEL社のMulti-BUS CPUボードの拡張基板(iSBC301)についていたものです。
左は最近入手した8185。
動作サフィックスが無いので5MHz動作品です。
ちなみにページ最初の8185は -2サフィクスなので
8MHz動作品です。