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- INTEL 8008 (8bit CPU)
- Address bus 14bit, Data bus 8 bit.
- DIP18P、Clock 0.5MHz、0.8MHz.
- P-MOS 6um? トランジスタ数 3,100.
- 1972/04/01発表
INTEL社が生み出した2番目のマイクロプロセッサで、最初の8bitプロセッサと言われています。
このプロセッサを大幅に改良/拡張したのが 8080 型プロセッサです。
現在でも良く使用されている Z80 系プロセッサの始まりです。
写真のようにパッケージは18ピンのDIP型で、アドレスバスとデータバスは時分割で使用します。
バスを時分割で使用するため8bitCPUでありながら、4bitの i4040 よりも遅くなる場合がありました。
i8008 では7レベルまでのスタックをCPU内部に持ちます。
これでは複雑なプログラムを書けないので、i8080 ではスタックをメモリー上に持つ方式に変更されました。
i8008 も電源は-15Vで、これをVDD側を+5V、GND側を-10Vにして使用されました。
写真の i8008 は0.5MHzクロック版で、1976年にフィリピンで製造された物です。
i8008 にもセカンドソースがありました。
カナダ Microsystems International社製の MF8008 です。