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- INTEL i4289
- MCS-4,40用スタンダードメモリーインターフェース
- i4004、i4040ファミリー
INTEL社の i4004、i4040では、専用のROMやRAMを使用し標準的なメモリーの使用は困難でした。
特にROM (i4001)はマスクROMで供給されたためデバッグが困難でした。
それらを改善するために、i4004の頃に2chipで標準的なメモリーとのインターフェースが開発されました。
i4289はこれら2chip (i4008+i4009)を1chipに集積し、一部機能拡張したものです。
i4289の登場で、i1702やi1101等といった標準的なROMやRAMを容易に接続でき、システム設計が
楽になりました。しかしながら、時代の流れは既に4bitから8bitに移っており、i4289を使用したシステムは
そんなに多くは無かったようです。
右は1975年24週品のC4289。
この頃はパッケージが稚拙ですねえ。