Intel Pentium Pro
Pentium Pro 133MHz 表 Pentium Pro 150MHz初期 表 Pentium Pro 150MHz 表
Pentium Pro 133MHz 裏 Pentium Pro 150MHz初期 裏 Pentium Pro 150MHz 裏
動作クロック133MHz150MHz150MHz
キャッシュ容量256K256K256K
動作電圧3.1V3.1V3.1V
トランジスタ数5.5M(core)+15.5M(cache)5.5M(core)+15.5M(cache)5.5M(core)+15.5M(cache)
ロット番号Q0815 1995年37週SY002 1995年41週SY010 1995年45週
Pentium Pro 166MHz 表 Pentium Pro 180MHz 表 Pentium Pro 200MHz 表 その1
Pentium Pro 166MHz 裏 Pentium Pro 180MHz 裏 Pentium Pro 200MHz 裏 その1
動作クロック166MHz180MHz200MHz
キャッシュ容量512K256K256K
動作電圧3.3V3.3V3.3V
トランジスタ数5.5M(core)+31M(cache)5.5M(core)+15.5M(cache)5.5M(core)+15.5M(cache)
ロット番号SY034SY031SY032
Pentium Pro 200MHz 表 その2 Pentium Pro 200MHz 512K版 表 Pentium Pro 200MHz 1024K版 表
Pentium Pro 200MHz 裏 その2 Pentium Pro 200MHz 512K版 裏 Pentium Pro 200MHz 1024K版 裏
動作クロック200MHz200MHz200MHz
キャッシュ容量256K512K1024K
動作電圧3.5V3.3V3.3V
トランジスタ数5.5M(core)+15.5M(cache)5.5M(core)+31M(cache)5.5M(core)+62M(cache)
ロット番号SL247SL22ZSL25A

 INTEL社がPentiumに続くCPUとして発表したのが P6ことPentium Proです。
Pentium II、Pentium III、Celeron系の元になったCPUで、x86命令を内部でμops命令に変換して実行します。

 Pentium Proは 387PinのデュアルキャビティPGAパッケージに収められています。
デュアルキャビティとはひとつのパッケージに複数のチップを収納した構造で、
Pentium Proの場合、CPUコアと2次キャッシュメモリがひとつのパッケージに入っています。
 キャッシュ1024K版を除きセラミックPGAパッケージで、1024K版がプラスチックPGAパッケージです。

 Penitum Proは技術評価版の133MHzから始まり、最後は200MHzまで動作クロックを伸ばして行きました。
また、内蔵する2次キャッシュ容量により、256K、512K、1024K版がありました。
ちなみに、1024K版ではCPUコアと512Kキャッシュメモリ×2個の3つのチップから構成されます。
Pentium Proの2次キャッシュはCPUコアと同一周波数で動作します。

 動作電圧は 133MHz版と150MHz版が3.1V。200MHz版の一部が3.5Vの他は3.3Vでした。


2004. 3.20.追記

 Pentiun Proの133MHz版には "PentiumPro"のロゴはありませんでしたが、150MHz版の初期品にも
ロゴがありませんでした。このページの最初の段の真中がその製品で1995年41週製造品です。
ちなみにこのページの133MHz版は1995年37週品。もう一つ1995年40週品の133MHz品を持っています。
ロゴ付きの150MHz品が45週です。このことから、Pentium Proの133HMzは1995年の
40週まで作られ、150MHzのロゴ無しが41週、150MHzのロゴ付きが45週までに登場したことになります。

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