丘のむこうの小さな町へ

丘のむこうの小さな町へロジャー・リー・マクブライド作/こだま ともこ訳
渡辺 南都子訳

税込価格 : ¥1,733 (本体 : ¥1,650)
出版 : 講談社
サイズ : 四六判 / 333p
ISBN : 4-06-252254-3
発行年月 : 1996.5
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新大草原小さな家シリーズ4巻目。

ローラとアルマンゾの娘 小さかったローズは、成長して娘らしくなっていく。
綴り字競争で一番を競い合ったブランチとは、今では一番の友だち。
近所の家で生まれた赤ちゃんとのふれあい。赤ちゃん好きのローズ。

大草原の小さな家シリーズではどちらかといえばお転婆の印象の強かったローラだが、教師の経験を経て今子どもの母という立場での発言は「母」そのもの。
ローズが発する教師への苛立ちや悪口には、教師に対する礼を尽くせよと導くけれども、それでもローラらしい茶目っ気が覗く瞬間もあってまさしくローラだと実感する。

段々と学校の友達にも慣れ、農家の娘らしい誇りを持ちながら町の生活にも憧れ、その二つの気持ちの中で揺れ動く。
次の巻では町の生活。楽しみ。

? posted by Yumikoit at 11:32 am

 

はろるどまほうのくにへ

クロケット・ジョンソン作/岸田 衿子訳

税込価格 : ¥897 (本体 : ¥854)
出版 : 文化出版局
サイズ : A5判 / 64p
ISBN : 4-579-40246-4
発行年月 : 1993
初めてこのシリーズを借りてきたのは、「はろるどのABCLink (右下図)」だと思うけど、けっこう子ども達二人とも好きみたい。

はろるどのABC

Link

紫のクレヨンを持って遊びだす幼児。
足元まですっぽり来るんだ可愛い欧米風のつなぎの男の子。
クレヨン一つで次々に新しい世界を描き出す。
クレヨンの絵一つで、まるでアリスのように大きくなったり小さくなったりできるハロルド。
パラシュートも大きなお城も、王さまのかぶっている冠も思いのまま。

まほうの庭に何故草木が生えないのか調べに出かけるハロルド。
王さまに会いたい。
王さまの城に入るために、となりにネズミを描く。ネズミの前にはネズミの穴。
ネズミと同じくらいの大きさのハロルドなら、その穴も潜り抜けられる。

クレヨンで描き出す空想の世界なら、魔女も巨人も怖くない。

2号はくすくす笑いながらきいていた。

? posted by Yumikoit at 09:33 am

 

1号の忘れ物

土曜登園日。
今日は朝はスムーズに、子ども達も着替えて朝食をとる。
育成会の不用品回収も1号と2号が手分けして新聞紙や牛乳パック、ダンボールなどの束を出してくれる。うむ。よしよし。

1号にはおととい、絵日記帳を出してやった。昨日の分を今朝書いているのをみて、2号も欲しいという。
あのさぁ。この絵日記帳、二人とも同じのをずっと前に与えていたのよねー。
1号は最初に数ページ落書きしてしまいこんで。2号はその時にハサミで数ページグチャグチャに切り刻んでたじゃない。
そういって出してやると、ちょっといやそうな顔をしつつも、無事なページを選んで日記を書いてみている。

子ども達にそれぞれ本を読んでいると携帯電話のアラームがなった。
わーい、幼稚園に行く時間だー。
思い思いに靴を履き、玄関脇に下がっている靴べらを二人でもてあそんで。
さ、行くぞ〜。

2号の手をつないで共有階段を下りて、門を出て。
1号は一足先に道路を渡っている。
その背中をみて。─ ちょっと待て。
「1号。今日は何も持っていかない日なの?」
「あ〜っ。忘れたーっ」

慌てて私から玄関の鍵を受け取って園リュックを取りに戻る1号。
うーむ。少し前にもこんな光景Link を見たぞ。
お願いだからランドセルは忘れないでね…。

? posted by Yumikoit at 09:23 am commentComment [2]

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