ペコラのおおそうじ

ペコラのおおそうじ

イワタナオミ原作
 出版社 ポプラ社
 発売日 2003.03
 価格  ¥ 630(¥ 600)
 ISBN  4591076415
★★☆☆☆
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ペコラのアニメ絵本、ということでたぶんシリーズのほかの絵本も出ているのだろう。
なにやら箱型の頭を持つペンギンやら何やらのキャラクターたちが出てくる。
CGで描いてるんだろうな。
これはこれでかわいい。

大掃除の季節に、みんな大忙し。ペコラも一緒に手伝いたいのに、みんな迷惑そう。そうだよ。子供のお手伝いって基本は仕事増やすだけだもんね。
「つまらないなぁ」と遊んでいるうちに…。

町中に飛び散ってしまったペンキ。
とりあえずペコラはペンキに染まったシーツを洗濯する。
洗剤を洗濯機に1箱ぶちまけたら勢いよく泡の波が飛び出してくる、なんてベッタベタのアメリカンジョークだね。

でもここ、CG駆使しすぎ。もっとベッタベタのアメリカンジョークのように「流れ出る」泡の洪水、にしちゃえばもっと臨場感あふれたのにな。

? posted by Yumikoit at 08:39 pm pingTrackBack [0]

 

あ。絵本レビュも忘れてるし。

kknoteの更新作業。css導入も少しずつやってみようかと。でも面倒だなぁ。
あ。メルマガ用の原稿、忘れてた。とみのさん。ごめん。
でもまだ締め切りに余裕があるからいいよね?

? posted by Yumikoit at 02:15 pm commentComment [5] pingTrackBack [0]

恋情

恋情

藤本ひとみ著
 出版社 講談社
 発売日 2000.05
 価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
 ISBN  4062101548
★★☆☆☆
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表題作はフランス革命勃発当時のフランス。
義理の息子への激しい愛に苦悩する継母。
う〜ん。メロドラマやのぉ。

接吻。
こちらは革命後期かな。ルイ16世もアントワネットも処刑されたあと。
ルイ15世の愛人であるデスタンプ侯爵夫人と幼馴染の死刑執行人が、処刑場で出会うことになる運命の皮肉。

私はよくわからんのだが、このデスタンプ侯爵夫人ってさらっと読んだ限り、デュ・バリー夫人に印象が近い気がする。それとも別人?

気風のいいデスタンプ侯爵夫人の性格とか打ち明け話が小気味よく響いていいかも。

? posted by Yumikoit at 11:09 pm pingTrackBack [0]

 

結婚するのは???

風呂につかりながら、急に1号が
「ぼく、大きくなったらお母さんと結婚したいな」
と言う。…な、何を言い出すんだ。赤面しちまうじゃないか。
「そぉ?ありがとう。うれしーなー」

そこに飼猫氏も入ってきていきさつを知る。
「でもNちゃんはいいの?」
と飼猫氏が突っ込む。
「うん。Nちゃんはお父さんと結婚するんだって」
「…じゃあ、Nちゃんがやっぱり1号と結婚したいって言ったら?」
「Nちゃん」
…ちっ。余計なことを。

なんとなく悔しいので
「1号はホントは女の子は、誰がすきなの?」
という質問をしてみる。
「Nちゃん?Yちゃん?Sちゃん?それとも???」
と続けていくと
「え〜とね。みんな」
と言う。博愛主義者め。まぁ4歳児なんてこんなもんだろうけどね。

で、あえて1番は?というと
「よーちえんの先生!」
…そう来ましたか。しかし担任は二人いるぞ。
「ひらめせんせーがすきなのー。だって、ぼくと同じパンダグループさんだからー」
まぁまぁ♪それはなんかすてきだぞ〜。

? posted by Yumikoit at 10:40 pm pingTrackBack [0]

悪女の物語

悪女の物語―マリー・アントワネットの娘/マルゴ王妃

藤本ひとみ著
 出版社 中央公論新社
 発売日 2002.05
 価格  ¥ 1,995(¥ 1,900)
 ISBN  4120032671
★★★☆☆
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悪女…なのかなぁ。マリーアントワネットの娘、マリー・テレーズと、マルゴ王妃。
マルゴ王妃は私が今まで読んできた時代の人じゃないのでわからないけど。

読んでいると、飼猫氏が
「そういえば、フランス革命のあとマリー・テレーズってどうなったんだっけ?」
と言う。そう、そのくらいの認識。
同著者の「マダムの幻影」とかがマリー・テレーズのその後の人生をベースに書いてある小説になるけど、「ベルサイユのばら」のような華奢ではかなげなお姫様の印象はすでにない。

あるのは、革命前の貴族の華やかな暮らしを断たれたことに対する民衆へのうらみを持つ一人の女性。
もう一度王政を取り戻すために、叔父プロヴァンス伯(のちのルイ19世)の薦めに従い、アルトワ伯(のちのシャルル10世)の息子アングレーム公に嫁ぐが、その性格が災いしたのか、実際に王妃としていられたのは、シャルル10世が孫のルイ20世に王位を渡す過程として便宜的にアングレーム公に数分間王位を渡した一瞬だけ。
すぐに退位宣言を書く。

幸せな結婚生活でもなかったようだし、そういう意味でもかわいそうな女性だなぁ。
とか考えちゃう。
まぁその分確かに民衆にうらまれるようなこと、時代に逆行するようなことはたくさんしているようだなぁ。

マルゴ王妃の方は、ヴァロア家とブルボン家の両方にちょうどまたがる人物と言ったところか。
色情狂、なんて書き方で描いてあるけど、著者の解釈によるせいか、こちらの方が悪女という印象は少なかったかも。

エッセイに近い本で、面白く読めました。

? posted by Yumikoit at 10:33 pm pingTrackBack [0]

 

ファイナル・ミッション

ファイナル・ミッション

道原 かつみ
 出版社 新書館
 発売日 2004年6月下旬
 価格  ¥ 546(¥ 520)
 ISBN  4403617581
★★★★★
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うげげげ。出てたの気づいてなかったよー。
ついにJOKERシリーズも最終巻!
設定もお気に入りで、ずっと好きだった作品だっただけに即買いですな。

近未来、司法制度を特別製の合成人間に一部一任している未来。
トップシークレットのその合成人間の一人である特捜司法官と恋仲になる主人公。

こんなラスト…とは思いませんでしたが、それ以上に終わってしまったのが寂しいなぁ。
リィンとJOKERのコンビも好きなんですが、実は私はそれ以上にS-Aも好きなんで、特捜司法官S-Aシリーズの方でいいんでもっと書いて欲しいです。
結局本編の方に秋津秀くんが出てこなかったのも寂しかったし。

? posted by Yumikoit at 10:11 pm pingTrackBack [0]

 

サンタクロースってほんとにいるの?

サンタクロースってほんとにいるの?

てるおかいつこ文・すぎうらはんも絵
 出版社 福音館書店
 発売日 1992
 価格  ¥ 880(¥ 838)
 ISBN  4834009033
★★★☆☆
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親子でお風呂に入りながら
「サンタクロースって」
という素朴な疑問にお父さんが無責任?に想像して答えている1冊。

煙突がなくても大丈夫なの?とか
僕の欲しいものが判るのはどうして?とか
夜中に来るのはどうして?とか
お父さんやお母さんに来ないのはどうして?とか
夏の間はどうしているの?とか。

私だったらどう答えるのかな。という親の立場で読んでも面白い一冊かも。

? posted by Yumikoit at 09:35 pm pingTrackBack [0]

 

そこでしゃがんじゃいけません。

買い物をしに、デパートに行った。
エスカレータが好きな2号は抱っこではなく、必ず自分の足でエスカレータに乗りたがる。

「…んっ?」
エスカレータを降りたところで下を指差す2号。
「うん。4階だね」
と飼猫氏が階数表示の数字を読んでやる。
「よん〜♪」
「そうそう」

次は3階だね。
「…んっ♪」
おっ、おい。エスカレータ降りてすぐの所でしゃがんじゃいけません!
後ろからの人がつかえるし、危ないでしょーが!!!!

? posted by Yumikoit at 08:21 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

こぶじいさま

こぶじいさま

松居直再話・赤羽末吉画
 出版社 福音館書店
 発売日 1980.07
 価格  ¥ 780(¥ 743)
 ISBN  483400788X
★★★☆☆
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いわゆる「こぶとりじいさん」のおはなし。
赤羽末吉の独特の民話風の挿絵が美しい。

1号は主人公のおでこのこぶを自分でとろうとして、絵本の表面をなでてみる。
コブっていってもいまいちピントがこないかもしれない。イボだったら飼猫氏のをよくいぢってるんだけどね。

でも、記憶の中のお話は、あごにコブがあった気がする。
これはおでこですね。

最後に悪いおじいさんがコブをさらにくっつけられて二つのコブもちになっちゃうところは子供たちも面白かったようです。

? posted by Yumikoit at 09:53 pm pingTrackBack [0]

 

哀れなカッパ

大体が男の子なんてやることなすこと乱暴で。

4月に買ったばかりの雨ガッパ。フードのところに紐がついているんだけど、フードの縁の生地がループになっていて、ヒモがその中にぐるっと入っている。首のところからその紐が出ていて、あごの下で結ぶわけ。
ところが首のところの紐が出ている穴のところから、左右両方とも生地が裂けている。、

半年、しかも雨の日しか着ていないのに、なんでこんな風になるんだろう。

と思いながら今日も着せる。フードだけかぶせると顔が隠れてしまうので、一度野球帽をかぶせてからフードをかぶせて、紐をあごの下で結ぶ。

幼稚園についた1号は、カッパを脱ごうとして両手に紐の端っこを持ち、チカラの限り両脇に引っ張る。それだよ、それ。下に引っ張れば裂けることはないだろうに!両脇に思いっきり引っ張るから生地が裂けるんだよ!

そういや学童傘も、園庭の地面に突き刺してぐりぐり引っ張って線を引いたりするので、あっという間に壊れて。この1年間でもう3本目だったりする。
そう。1年。
昨日、幼稚園の先生に「1号くん、去年の10月に3歳児保育で入園してちょうど1年になりましたねぇ」と言われた。そっか〜。もう一年かぁ。

…あれ?最後の呟きが、タイトルと関係ない感慨に満ちてしもうた。

? posted by Yumikoit at 09:16 pm pingTrackBack [0]

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