さばくのきょうりゅう

さばくのきょうりゅう

康 禹鉉絵/田島 伸二文

税込価格 : ¥1,890 (本体 : ¥1,800)
出版 : 講談社
サイズ : 25×27cm / 1冊
ISBN : 4-06-132278-8
発行年月 : 2003.10
砂漠の下でずっと眠っていた恐竜。最後の一匹の恐竜。
でも、地上では相変わらず、人間達が殺し合う。

 いったいあとなんねんまてば、しずかでへいわなよのなかになるのだろう…。

ヒトの世の中に、大昔地上を支配した孤高の恐竜の、最後の生き残りが涙を流してつぶやく。

う〜む。この展開は。なんとなく覚えがあるぞ。
そうだ。創竜伝!<違うって。

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ぼくのながぐつにはながさいたよ

ぼくのながぐつにはながさいたよ

たなか じゅんこさく・え

税込価格 : ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
出版 : 文芸社
サイズ : 19×27cm / 31p
ISBN : 4-8355-8508-9
発行年月 : 2005.1
そういや1号の卒園記念制作とやらで焼き物粘土をこねた。
2号は焼き物粘土をこねたことはないけど、金沢の幼児教室でマグカップの絵付けはしたことがある。

これはそんなはなし。
おばあちゃんに長靴を貸してあげた。ピッカピカの、まだ一度も履いていない長靴。まだちょっと大きい、赤い長靴。
おばあちゃんと一緒に、「おきょうしつ」に行って焼き物粘土をこねる。
そうしてできあがったのが…長靴をモデルにした、植木鉢。

著者の本当の体験をもとにして描いたものらしく、最後のページにはあとがきとして?本当に著者が作ったと思われる長靴型の植木鉢にいっぱい花が咲いてある写真が飾ってある。うん。いい感じー。

そういや1号の焼いた「お抹茶茶わん」持ち帰ってからは菓子器にしかなってないや。…いや、ふつうはそういう場合には記念に飾っとくものなのかなぁ。

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とかげっ

1号は遠足。リュックを背負って出かけていく。

帰りは1時半くらいかな。
下校班の付き添い期間はもう終わったけれども、時間的に余裕があったので大通りまでお迎えに出てみる。同じ下校班の、Kすいくんママも一緒。

少し遅めに元気に帰ってきた子ども達。
私の顔を見るなり
「げぇ〜。なんでお迎えに来たのっ?二人で家まで帰りたかったのに」
と不満顔の1号。なんだかなぁ。

木の生い茂る神社への坂道を登りながら…ふと立ちどまち
「とかげっ!」
と1号がいきなりトカゲに飛びつく。
えぃ。下腹あたりを押さえつけて…ビョンビョンのたうつトカゲくん。おぃおぃ。それじゃトカゲは苦しいよ。
1号は何とかトカゲの尻尾の先を捕まえてぶら下げる。
びんびん跳ねまわって逃げようとするトカゲ。
─ 振り回してみる。
Kすいくん。こわごわと覗きこむが、生き物がちょっと苦手なので遠巻き。

「しっぽ、切れないねぇ」

結局、1号の期待もむなしいまま、しっぽを切らないでトカゲは逃走。残念でした。

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したきりすずめ

したきりすずめ

松谷 みよ子〔著〕/片山 健〔画〕

税込価格 : ¥1,155 (本体 : ¥1,100)
出版 : 童心社
サイズ : B5判 / 〔32p〕
ISBN : 4-494-00248-8
発行年月 : 2006.12
私が選んだんだけど、2号は読みだすと結構真剣に聞いていた。
おちょんすずめをおじいさんが探しに行くシーンでは、おちょんすずめの情報欲しさに子どもが差し出す土の団子をむせながら食べ、馬を洗った水を飲み干すのだが、ひとつひとつに
「そんなのいやだよ」
とかツッコミを入れる。

読み終わった後で登園するために靴を履きながら
「おばあさんのツヅラは、気持ち悪いものがいっぱいだったねぇ」
と何やらニヤニヤしながらつぶやいていた。

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カードの行方

朝、1号を小学校に送り出した後のこと。
2号が子ども部屋にぽつねんと座って
「恐竜キングのカードがない…」
とつぶやく。

またどっかに片づけ忘れたの?

今までのゲームやなんかで入手したカード。ファイルにまとめてある。
それがファイルごとなくなったみたい。
1号のは、1号のものを入れる棚にちゃんとある。
2号のは…うん。確かにない。
引き出し。棚。昨日遊んでいたおもちゃを片づけてあるおもちゃ棚。
ない。
どこに行ったんだろうなぁ。

登園時間が来てしまったので、2号に言う。
「帰ったら1号と一緒にもう一度探しなさい」

午後、1号が帰ってきて1号が約束したお友だちが来る前に1号が探している。
「ぼくだってわからないよ〜」
ふと思いついて言ってみた。
「1号、朝、恐竜キングのカード見てなかった?」
でも、1号が見ていたのはピンクのファイルだから、1号のものだけのはずだが…。
「うん。ぼくのは開いて見てたけど…あ。まって!見た気がするよ!」
どこだどこだ。
「ぼく、布団畳んでて、2号の恐竜キングのカードが落ちた気がしたんだ」
はぃぃぃぃ?

あわてて子ども部屋の布団を一旦全部出してみる。
今朝、1号がクローゼットに押し込んだ布団。
掛け布団。2枚。敷き布団。1号のと…2号の。あった。
なんと2号の敷き布団に挟まっていたのでありました。

今日、晴れてたら布団干したろうからもうちょっと早くに見つかったろうにねぇ。

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銀の枝

銀の枝ローズマリ・サトクリフ作/猪熊 葉子訳
チャールズ・キーピング絵

税込価格 : ¥2,625 (本体 : ¥2,500)
出版 : 岩波書店
サイズ : 菊判 / 326p
ISBN : 4-00-115537-0
発行年月 : 1994.11
第九軍団のワシLink 」の続編。
前作で封印されたワシと、封印したマーカスとその叔父たち。
彼らの子孫と、封印が解けたワシ。
ローマ帝国の行方。

旗印、というのはある意味私たちにはなじみの少ない言葉だ。
それでも戦うための一つのシンボルとして鮮やかに蘇る。

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イグアノドンですまいどあり

舟崎 克彦作/スズキ コージ絵

税込価格 : ¥1,223 (本体 : ¥1,165)
出版 : くもん出版
サイズ : B5変形 / 1冊
ISBN : 4-87576-619-X
発行年月 : 1991.6
どっちかというと荒唐無稽系のストーリィかな。
スズキコージの独特のタッチの挿絵。

今まで1号が読んできた恐竜関連の絵本というと、実際の白亜紀やジュラ紀を舞台に恐竜がどんな風な生活をしてきたかというストーリィが多かったので、こういう風に現代を舞台にいきなり恐竜が現われました、という感じのストーリィは珍しい。
さて、これもシリーズものみたいだけど、続けて読む気はあるのかな。

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11ぴきのねことへんなねこ

11ぴきのねことへんなねこ

馬場 のぼる著

税込価格 : ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
出版 : こぐま社
サイズ : B5変形 / 1冊
ISBN : 4-7721-0098-9
発行年月 : 1989.12
2号が、たどたどしく、でも一生懸命読む。
ううむ。
1号はまだ私に読み聞かせはしてくれないけど(2号には読み聞かせているようだが)、こんな風に少しずつ自分でも読むようになっていくのね。

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布団を上げる1号。

幼稚園卒園からは毎朝、なるべく1号は自分で布団を畳むようにしてもらってるんだけど、小学校は登校時間が1時間近く早いこともあってなかなか果たせないでいる1号である。

それが、GW中はなぜか自分で布団を畳んでいる。
普通の日は、掛け布団を二人分畳んで廊下に積み上げ、敷き布団を二人分畳んで畳んだ場所においてあるだけなのだが、なぜかGW中はきちんとすべての布団をクローゼットに押し込んでくれている。

うん。我が家の子ども部屋は洋間に直接布団を敷いているので、布団を片づけるのもクローゼットなんだよね。
ウォーキングクローゼットの片隅に、収納ケースを2×2で合計4つ置いてそれを布団台にしているんだ。
収納ケースの上に布団を置くから、最初の2枚かそこらはどうにかなっても最後に載せる掛け布団までは背が届かないと思ってたんだけど。
どうやってか自分で布団をクローゼットに押し込んで、遊び場所を確保してからおもちゃを広げているらしい。

今朝、テレビを見終わってからさて子ども部屋で遊ぼう、と子ども達がやってくる気配。
飼猫氏は朝、子ども達に
「パジャマから着替えてからテレビを見ること。テレビを見終わってからでいいから、布団は自分で畳むこと」
と言ったらしいが。

ふたりの話し声。バタバタ、ガチャガチャと物音。─ なぜ布団を畳むのに、ガチャガチャと硬いものがぶつかる気配がするんだろうなぁ。
ガラガラどどん。うわ〜、と1号の泣き声。
しばらく何やら気配がしていたが、そのうち2号が私と飼猫氏のところにやってきて。
「お父さん、お兄ちゃんがお布団上げられないって…」
というので見に行った。
狭いウォーキングクローゼット。片隅に積み上げてあった古新聞の山が崩れて床一面に散らばっている。その上に倒れている折りたたみ式の椅子は、普段台所で子ども達が高いところにあるものを取るのに使っているもの。
横に、2枚分の掛け布団が畳んだまま落ちている。ふむ。

つまり、背が届かないから踏み台代わりの椅子を持ってきて、掛け布団を抱えて椅子によじ登り、布団を上げていたらしい。
よく考えるなぁ…。

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借金2号

棚

キッチンカウンターの下に、きれいに棚を作っていた1号のお友だちの家を見て、私もそんな棚が欲しくなった。
板を買おうかと思ったけど、安いフリーラックでもいいな。

というわけで、ホームセンターでそれらしい棚を買ってきて、私の雑多な道具を入れる場所にする。
裁縫箱。アイロン。子どもの関係の書類。文房具。その他。
ちょうど私のパソコン机の背後に設置されているからどんどんこのコーナーが私の秘密基地と化している。嬉しい:)

ところで、ホームセンターに棚を買いに行った時のこと。

ホームセンターの駐車場の入り口に設置されている恐竜キングをやりたいと、1号が今月から貰い始めた月の小遣いから、100円だけを財布に入れて持ってきていた。
もちろん、今までに集めたカードを入れたファイルも。
2号も当然、カードファイルは持参してきているけれども、幼稚園生の2号はまだ自分の小遣いを持っていない。

まぁ、1号は年長くらいから、ゲーム用に200円貰うと必ず100円は使わずに家に持ち帰っていたからそういう意味では「自分で貯めていた小遣い」はあったという、幼稚園生としてはある意味不思議なやつだったんだけど。
貰ったら貰っただけ使ってしまう2号の、残っている小遣いは、ずっと前にお菓子を買う目的でもらって使いきれずに余ってしまった1円だけ。
当然、今日は指をくわえて見ているしかない。

「恐竜キング、恐竜キング!」
とわくわくしている1号の隣で、2号が
「ボクもやるっ!」
というのは当然の成り行きで。

「どうするんだよ」
と飼猫氏が訊くと。
「お金貸して!」
と2号が言う。
あ〜ぁあ。「お金ちょうだい」とかいえばまだ、見込みがあるのに。
「貸して」と言われたら、こちらは
「だって返すあてはあるの?」
と訊くしかないじゃない。幼稚園生から借金にまみれるのかよ。2号。

結局、その後で飼猫氏がもし子ども達にジュースを買う時には2号は我慢するってことで、ようやく恐竜キングのお金をもらったのでありました。
世間の波は厳しいのだよ、2号。

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