懐かしいなぁ。というか、この中でもういなくなった声優のなんと多いことか…。
エンディング近辺で2号がやってきて覗き込む。
じぃっとエンディングの歌を聞いて、テロップを見ながら、2号が言った。
「齋藤始って、このヤマトでは、ささきいさおが声をあててるんだね」
そうだよ。
「この歌って、ささきいさおじゃないんだ」
そうだね。沢田研二だわ。
「えーと、ドラえもんで、しずかちゃんが好き!って騒いでいた のは…」
それは、郷ひろみ。
「えっ、違う人なの?」
ちょうどDVDも終わったのでYouTubeで「勝手にしやがれ」と「お嫁サンバ」とついでに「GOLDFINGER '99」を検索して見せてやる。
どうやら2号の頭の中では同じ棚に入っていたらしい。
へぇー。と見入る2号。
ベストテンの映像なんかも出てきて、黒柳徹子を見てのけぞる2号。
「この人、徹子さん?」
そういや昼間、徹子の部屋がついてたね。あの番組も60周年と言っていたな。
「つーことは…黒柳徹子って何歳?」
お前、窓際のトットちゃん読んだろ。あれ読むと大体、黒柳徹子って終戦で何歳か想像つかない?
「…すげえ…」
そして「GOLDFINGER '99」を歌っている郷ひろみが何歳かを考えて更にのけぞる2号。
そうしてどんどん世代不明の子になって行くわけだな…。
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