6月から朝練の始まった1号。2号の見送りにエントランス前に出るとバスケ部が練習をしていた。
行かなくていいの?
「今日はまだ大丈夫」
とか言いながら出かけていく。
さて、今朝も二人とも片付いた。朝練があると1時間早く出ていくから、楽でいいなぁ。
洗濯物干して新聞を読んで、ワイドショー見てDVDなんかつけて。
ノートなんか広げていると、電話が鳴ったので出てみる。あ。中学からだ。
「1号くんが、朝練の時にボールがアタマにぶつかったと…」
あの子がたかがボールがぶつかったくらいで保健室に行くような子か?
でもまぁ自分でヤバいと思っていったんだから、やばいんだろうなぁ。
病院に連れて行った方がいい、と先生から申し出があったのでお願いすることにして、とりあえず保険証を持って中学に行く。
保健室のソファで1号が横になっていた。確かに顔色は悪いなぁ。
頭痛、吐き気、ってところらしい。発熱はない、と先生は言う。
多少視野の焦点が合いにくい、と1号が言う。
「去年の会長杯ンときみたい」
と、去年の大会の真っ最中で体調を崩した時のことを引き合いに出す。うーん。それはやばそうだ。
脳外の先生がいる総合病院というので、1号が水腎症でずっとかかっていた病院に行くことになる。嘔吐したので、タクシーではなく救急車を呼ぶ、と養護の先生が判断する。
なんかどんどんオオゴトになっていくな。
既往症、最近の体調、服用中の薬の有無、…そういや先週からDSにハマって多少寝不足気味だな。あと、成長性だと思うけど、ここ数か月多少貧血気味の症状を訴えていた。
CTを撮ることになり、レントゲン科に移動。あー懐かしい。ここ、アカンボだった1号の造影検査で来たことあるわ。
CTの検査結果は正常で、さしあたり問題はなさそうだ。
寝不足とか何とか、いくつかの条件が重なってボールがアタマに当たったことが引き金になったかな。
「とりあえず家に連れ帰って寝せてくださいね。目を離さないようにしてください」
と養護の先生に言われ、そのまま家に連れ帰ってリビングの隣室に布団を敷いて寝せる。
起きてきたらまぁわがままこの上ない。
うどんを食べて、足りない、とパンを食べて、
「だって全部吐いちゃったし」
アイス食べていい?フルーツゼリーは?お菓子は?コーラは?
今日はゲームはダメって先生言ってたけど、iPadで音楽聞いてもいいよね?アニメのビデオ見たいなぁ。
えーいっ。今日は静かに寝る日!
「明日学校行かなくてもいいかな?」
…それだけ元気なら、行っても大丈夫そうだな。でも心配だから部活は休んだ方がいいだろうな。
と軽くジャブを入れてみると案の定
「いやっ。部活は行ければ行きたい」
部活できるなら大丈夫だろ。
「でもさぁ、おれ、できれば救急車で行きたくなかったよ」
ほぉ。
「外は見えないけどさー。交差点とかで"はい、道を通して下さい、皆さん脇に寄ってください"って他のクルマ避けてもらって通るんでしょ。そんなことしてまで行かなくてよかったよ」
…でもそれを判断したのはあんたじゃなくて学校の先生。そしてそこまで自分の体調管理できなかったところが、あんたの問題ね。自重しなさい。
つーわけで、初めての救急車経験だったが、とりあえず笑い話になりそうな結果でよかった。できれば最後の経験にしてほしいもんである。
この記事に対するコメント[3件]
Yumikoit June 13, 2013 @18:35:56
http://y22.sblo.jp/article/69384314.html
そして2日しか経ってないのに、すぐ隣でDSやっている1号に対して私はなんといえばいいのでしょうか。一応止めたんだけど、中二病は聞く耳持たず。ぷんぷん。
2. まじん — June 17, 2013 @20:21:51
その後も大丈夫だったかな?
Yumikoit June 17, 2013 @20:52:52
ここまでオオゴトにして、結果「ゲームのし過ぎで寝不足なんじゃない?」とみんなで言ってるわけですが、2日もしないうちからまたゲームに手を伸ばしている時点で、も、何をいわんや…(苦笑)
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