１号、反抗期真っ盛り。
朝は一緒に食べず、飼猫氏はおろか２号が学校に出かけた後で起きてきて、パンをかじって出ていく。洗濯物も畳まずにまだ洗っていない汚れ物と一緒に積み上げておくので、勝手をするなら自分で洗濯機も廻せ、と言ったら、夜寝る前に自分の分だけ洗って干して、朝それを外して着て出て行っている。

一応風呂の掃除は１号の担当なんだけど、今までは２号が風呂に入る前に１号が洗って風呂を沸かしてたんだけど、最近はこっちから言わないと８時でも９時でもほったらかしである。しょうがないので、２号と１号が入った後でいいからとにかく風呂を洗え、と言ったら、湯を抜いただけで風呂を洗っている様子がない。
今まで更湯に慣れている２号は不満の体だ。まぁ更湯がいいなら自分で洗ってもいいんだよ、と２号には言ってあるのだが。

そのくせ、自分の要求はイッチョ前なのは中二病のお約束なんだよなー。

ここのところ結膜炎で眼科に通っている１号。
結膜炎の影響もあり、大分視力が落ちているのだが、治療に時間がかかっている。
完治するまではと思って眼鏡を作る段に至っていない。授業にも影響するだろうと思って、とりあえず学校からの視力検査のお知らせに一筆書いてもらうことにした。

学校からのプリントを出すと、それでは、と視力検査のルーチンを入れられる。
戻ってくると…あれ？悪い方の目も０．８まで回復してる？
これなら、完治したらメガネ要らないねぇ。

途端に機嫌がよくなる１号。
帰宅しても相変わらず脱ぎ散らかした制服とかカバンとか片づけずにテレビを見ているので、２号が「いい加減に片づけて風呂洗ってよ！」と切れている。
で、私の方にやってきて、「お母さんもぼくばっかり叱ってないで、お兄ちゃんも叱ってよ！」と怒る。

まぁねぇ。でもありゃー反抗期だから、何言っても無駄なんだよねぇ。

すると、１号がリビングにやってきて、私の顔をまっすぐに見て言った。
「お母さん。いくら僕が本当に反抗期だからって、僕の聞こえるように、"反抗期！"って言わないでくれる？すっげー腹立つから」

ほほう。一応自覚はあるんだ。それで私のところにそれをちゃんと主張しに来る程度に今日は機嫌がいいわけね。なるほどなるほど。うん。気を付けよう(ニヤニヤ)

１号