世の中祝日。世の中勤労感謝の日。なぜか例年、勤労に感謝して出勤する飼猫氏が、今年は珍しく休みになった。
で、勤労に感謝して、子どものスポーツの付添いになるわけだ(謎)
当初、2号の試合を見に行こうと言っていたのだが、1号のドッジボールの付添いになる飼猫氏。
「お母さん、ぼく、7時20分ごろ家を出るから、洗濯物は干して行ってね」
と洗濯担当の1号。
残念。私も2号の試合で7時20分出発だから、私が2号のお弁当用のおにぎり握ってる間に、あなたが洗濯物干してよ。
そういうと、言葉に詰まる1号。
つーわけで、おにぎりを握る。
いつも割と早くに終わるので、おにぎりも家に帰って食べる日が多いんだけどなぁ。
2号、おにぎり忘れないでよ!
「大丈夫!今はまず水筒詰めてる!」
と氷の音をガシャガシャさせている。
さ、もう出かけなくちゃ。2号、早くクツはいて。
2号は、一足早く誕生日プレゼントとして受け取った新しい袴をつけて、この間できてきたばかりのみんな揃いの竹刀袋に竹刀を入れてクツを履く。
お友達の車に乗せてもらって出発。
途中、携帯電話が鳴ったので出てみる。お?1号だ。
「お母さん、2号、おにぎり忘れてるけど」
なんですとー。
でももう戻る時間はないしね。帰ってから食べるよりしょうがないよ。
そう言ってたら、同じ道場のもう一つの出場チームがトントン拍子に勝ち進んで決勝まで行った。決勝戦は、個人戦のあとに行われるので、午後最後の試合だという。
それぞれおにぎりを広げる中、2号が指をくわえてみている。
「お母さん、どうしよう」
あんたが忘れたんだから我慢するしかないよね。
そう言ってたら、コンビニに買出しに出ていた人に頼めそうだというので、おにぎりを買ってきてもらうことに。
帰ったら、残ったおにぎり責任もって食べてくれよー。
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