夜、私と飼猫氏は借りてきたDVDを返そうと散歩に出かけることにする。
どうする?1号も行く?
1号が借りたいDVDはそろそろ旧作扱いに落ちているはずだ。
「でも僕がお小遣い出して借りるんでしょ」
今、あの映画を見たいのは1号だけだからな。自分で見たいなら努力しないと。
ううう〜っとアタマをかきむしって1号、悩む。2号はもう布団の中だ。
別にいいよ。明日も1号、朝早いしね。早く寝て、明日に備えるのがいいと思うよ。
「…行く」
うーん。思考回路が良く見えるやつだ。
いざ外に1歩出ると、1号は口調はそっけないものの足取りはわぃわぃ。こちらの速度にも合わせたりしないで一人でひょいひょい行ってしまうが、かなりはしゃいでいる。おいおい、そっちじゃないってば。
夜の散歩のコースはちょっと遠回りなのだ。
クルマ通りの多い最短ルートではなく1本奥に入ったルートから夜の公園に抜けてみる。
パッと嬉しそうにダッシュする1号。
今日は夕方、6時間授業のあとで学校でリレーの練習。5時ころ帰ってきて自転車でスーパーに水を汲みに行って。
それでもまだ走り足りないらしい。
ぐるっと回ると200メートルちょっと。
「200はちょっと長い。100くらいがちょうどいい」
完璧に短距離の男だね、キミは。
中古のゲームコーナーを見分し、ゲームソフトのレンタルもじっくりとみている。
「ねぇねぇ。ヤマトは?」
そうそう。実写版ヤマトを見たくてお前はここにいるんだよな。
一度映画館で見たのだが、1号はずっともう一度見たくてレンタル旧作落ちを待っていたのである。(オリジナルのアニメは、テレビ版も劇場版も無印は既に見ている)
めでたく借りて家に帰り、明日は陸上大会だな。うん。
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