これは少し前のこと。
「お母さんはぼくのことなんかどうでもいいんだよね」
と1号。
「お母さんはぼくよりも2号の方がかわいいんだ」
へぇー。どうしてそう思うの?
「だって2号よりもぼくばっかり叱るし」
そぉ?同じように叱ってるけど。
「ぼくにばっかりお手伝いしろって言うし」
でも土日いる分、2号の方が一緒に買い物に行ってくれたり、1号が土日出かけた後で皿を拭いて片付けてくれてたりとか、あなたの見えないところで一生懸命お手伝いしてるよ。
「2号の剣道には行くくせに、ぼくのドッジボールには全然来ないし」
…。
行ってもいいんなら、いつでも行きますけど。
「えっ。えーっ」
行ってもいいの?それは嬉しいなぁ。
「い、いや。それはちょっと…」
この間、ちょうど学校に居る時分だったから練習中に顔を出したら、
「あらもう、いやあねぇ。もう〜かえってよぉ〜」
って言ってあたしの背中無理やり押して体育館から押し出したじゃない。
「い、いや、こ、来なくていいです…」
ほれ、見ろ。
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