色々読んでみるといいよーと言っても西遊記にハマったら訳者を変えながら全部読んでみると言って西遊記ばかり、ルパンにハマったらアルセーヌルパンシリーズしか借りなかった１号である。
ちなみに西遊記の時は、１回目に借りてきたシリーズと２回目に借りてきたシリーズが両方とも同じ福音館、瀬川 康男＆君島 久子訳のものだったので次の訳に進む前に力尽きたのはお約束ってことで。
ところが今回、図書館から予約の本が届いたと連絡が来た１号の本は、鳩椋十あり夏目漱石ありディケンズありとなんとなく色彩豊かである。どうしたんだろ。
「学校でね。お勧め図書リスト全部読破した子ってのは先生まだ見たことないです、って先生が言ってたから、じゃぁ挑戦してみようと思って」
１学期に毎年学校でもらってくるその学年ごとのお勧め図書リスト
。しかしもちろん毎年読破したことはない。今年はルパンシリーズがないくせに、ホームズと江戸川乱歩がリストにあるのはどういうことよ、と文句を言いながらホームズは市の図書館で借り、「ぼくはホームズでは踊る人形が好き。でもホームズよりもやっぱりルパンが好きだ」と言ってルパンに戻り、江戸川乱歩は漫画でさわりだけ読んで気に入ったらしく、学校の図書室で順番に読み「乱歩だったら、明智小五郎よりも小林少年、小林少年よりも怪人２０面相が好き」と言うようになる。
他の本に手を出していた様子がなかったので、これはミステリーよりもアクションものが好きなんだなぁと、無理に薦めると嫌がるので様子見だったんだけど。
先生の一言。さすがー。
問題は最初に読むモノ次第ではその場で挫折しそうだってことだな。赤毛のアンとか、一番最後に借りてくることを祈るわ。
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