お金おもちゃを作りたいんだけど。
そう1号が言った。
いいじゃん。作れば?
裏紙に額面の数字を書き入れたその時限りのお金おもちゃは沢山あったはず。
「同じ模様のお金をたくさん作るのは大変じゃん。
だから、たくさんコピーできるといいんだけど」
コンビに行ってコピー機使えば、1枚10円だよ。
そう言ったら、小遣いを使うというアイディアに明らかに引く1号。
「他に何かできないかな」
2学期の図工で、版画の授業があったじゃん。
本物のお金も、版画と同じように原版があるんだよ。
「そう言うのって何で彫ればいいんだろう。授業は板だったけど」
消しゴムハンコやる人もいるけどそれだと小さいから、はがきの大きさのゴム版が売ってるよ。
「うっ…」
小遣いを出すのはあくまでもイヤらしい。
「パソコンとかでできないのかな」
それは、パソコンで描いたお金の絵を印刷する方法と、手で描いたものをスキャナで取り込んでプリントする方法とあるね。
「手で描いて、パソコンに入れてもらおう」
というわけで、「いとう銀行」のお金を鉛筆書きで作る。
というわけで、飼猫氏にスキャナを出してもらってプリントしてもらって、さて。できたお金を切り離す。
ロータリーカッターGあるけど。
「そんなことしてたら、自分で作ったことにならないじゃん!」
と怒る1号。
バイトと称してお手伝いをもうしつかった2号も怒る。
「お兄ちゃんがハサミって言ってるんだから、子どものやることに口出ししないで!」
…。ここまで頼っておいてそれを言うのか?お前たちよ。
この記事に対するコメント[2件]
1. ふみ — January 25, 2011 @23:11:02
Yumikoit January 26, 2011 @08:30:51
…と怒ってみせるのもお約束なんですけど。
この記事に対するコメントは締め切られています