午後。
それぞれの午前中の用事を終えて帰ってきた１号、２号と私。
そのまま飼猫氏と家族４人で車に乗ってお花見へ。
行き先はすでに毎年恒例と化している水上公園である。
途中コンビニで買ったおにぎりやサンドイッチを池のほとりで食べて、奥の公園に歩いていく。
２号の目当ては公園のさらに奥にある河原らしい。１号はというと遊具スペースのあるはるか手前の草原にうずくまってしまって動かなくなる。
アレは何をしてるのかね。
アスレチックの近くにビニールシートを広げて私が座りこむと、２号は飼猫氏と河原に行きたい。
１号、適当にこっちに来るかねぇ。
「アレは、四つ葉のクローバーが見つかるまで動かないだろうな」
四つ葉のクローバー？
「結構ドッジボールの試合の時とかにみんなで探すんだよ」
そういや何回かそんな話を聞いたことがあるような。
「あいつは結構見つけるのがうまくてさ」
でも持って帰ったことないじゃん。
「見つけても、とらないでそのまま帰ってくるからなぁ」
…面白い奴。
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