世の中、三賀日も終わり。
飼猫氏の仕事始めに先駆けて、1号のドッジボールの練習はじめが先に来た。
しかも保護者のお当番日も一緒である。
午前中だけでも帰れたらしいが、高学年チームが午後も練習するので、午後までいると思う、と飼猫氏が言う。
1号は早く帰ってDSをしたかったのかもしれないが、とりあえず午後も練習することにする。
2号、一人伸び伸びと私がつけっぱなしにしているアニメのDVDを見て、本を読み、一人でベイブレードを回す。
さぁさぁ。練習は5時には終わるんだから、1号が帰ってきたらすぐに風呂に入れるように風呂洗ってくれよ。
そんなことを言ってると、飼猫氏から電話が来た。
「1号、体力限界だわー」
さすがに休み明けの1日練習。疲れたか。
帰ってくるなりジャージも脱がずに子ども部屋にうつぶせに行き倒れて寝ようとする1号。
せめて片づけて寝ろよ。
そういうと渋々とリュックを開け、水筒を片づけて…せっかくだから風呂に入ったら?
「いやー。寝る〜」
そう。じゃ、2号入っちゃいなさい。
1号、ふと動きを止めて
「2号と一緒なら入る」
というのでこれ幸いと二人風呂場に押し込む。
ご機嫌で二人で語らい、出てきても裸で洗面室でグチャグチャとしゃべっている。
えーぃ、早くパジャマ着ろよ。
「おかーさん、カラスにえさはやっちゃいけないんだよね」
ん。まぁね。
「法律?」
いや、法律ってほどじゃない気がするが。
「じゃ、市の持ち主が決めたんだ」
持ち主ってなんだよ。市長が市の持ち主ってわけじゃないと思うが。
だからどうでもいいからパジャマ着ろって。
パジャマを着た後も、元気に二人で続きをしゃべっている。
この元気なら夕ご飯も食べるかな。鶏のから揚げとサラダを、3枚ではなく4枚の皿に盛り付ける。
さー。ご飯だからテーブル拭いてよ。
「あ。ぼく寝る」
急に立ち上がって子ども部屋に姿を消す1号。
てめぇぇぇぇぇぇ。そこまで元気なら飯食ってから寝ろよぉぉぉぉぉぉ。
Comments