班長旗と紙やすり

何でもやってみたい2号。
でも内容がわかっているとは限らない。

PTAの「班長旗リサイクルボランティア募集」のプリントを持ってくるなり、
「ぼくこれやってみたい!」
という2号。
当然見向きもしない1号。

まぁいいや。申し込んでおいで。
そう言ったので、連休直前にリサイクルの道具を預かってきた。
班長旗の使い古した木の棒3本と、紙やすり。
「5本ってプリントには書いてあったのにー」
と不満そうな2号。
まぁまぁ。ボランティアの人が思ったより集まったんだよ、きっと。

この手ずれして黒ずんだ棒に来年の班長さんたちのために、きれいに紙やすりをかけて、新しく刷った黄色の布をかけて、旗にするわけだが、この連休明けまでに紙やすりをかける工程をみんなで分担するわけだな。うんうん。

というわけで、やすりをかけた粉が飛び散らないように新聞を床に敷く。
わーい、とやってきて一緒に紙やすりをかけ始める2号。
2枚ある紙やすりを見せて、荒い方から丁寧にかける。

2号はちょっとこすって、黒ずみがとれるなり
「きれいになった、きれいになった」
と主張する。
まぁまぁ。もっと丁寧にこするとピッカピカになるよん。

プリントには、「クリーニングの程度はお任せします」と書いてあるが、実は私は紙やすりとかかけるのは結構好きなのだ。
すぐに飽きて
「もう十分きれいー!」
と逃げ出そうとする2号。
いーやっ。まだまだだー!
大体、やってみたいと言い出したのは2号の方。
きっちり母の趣味に付き合っていただきまするっ。

途中からDVDもつけながらダラダラと磨く。
へっへー。楽しいねぇ。

…迷惑だったのは2号の方かもしれない。にひひ。

? posted by Yumikoit at 08:51 pm commentComment [2]

SSサイズとLサイズ。

1号と飼猫氏は、終日ドッジボール。

練習試合や遠征、試合などに顔を出す機会が多い飼猫氏は、そろそろスタッフユニフォームが欲しくなったらしい。
コーチに連絡を取ると、去年のスタッフのお母さんが着ていたユニフォームのTシャツで、お子さんの卒業と同時に着なくなったのがあるので譲ってくれるという。
着ていたのは女性とはいえ、割とゆとりのあるサイズだから大丈夫だろうという話だった。
おぉ。頼んでみるもんだね。

夕方帰ってきて、荷物を片づけている1号が
「はい、お父さん」
と貰ってきたTシャツを手渡す。
飼猫氏がそれにそでを通してみる。

あれ。ぱつぱつできつい。
おなかもパンパンである。
「うそっ…」
と飼猫氏。

1号、こっちのTシャツは?
今日予備で持ってった奴じゃないの?
サイズを見る。こっちLサイズだけど…1号は元々、ジュニアサイズじゃなくて大人サイズのSSを着ていたはずだから、Lサイズって1号のじゃないよ。

飼猫氏が着ていたシャツのサイズを確認。…案の定、SSサイズ。1号のじゃん。

パッツンパッツンだとはいえ、1号のシャツが着れるとはねぇ。さすがじゃん、飼猫氏。にひひ。

? posted by Yumikoit at 10:29 pm commentComment [5]

サンダルに思うこと…

ツッカケ…というか、かかとのないヘップサンダルですな。
飼猫氏は「スリッパ」と言いますが、家の中で履く奴じゃなくて、庭先に出たりその辺買い物に出たりするのに使うあれ。

夏休みの前に、1号と2号にそれぞれ買い与えてみた。
1号は普通のヘップサンダル。2号は親指と人差し指の間が分かれている、いわゆるビーチサンダル(通称ゴム草履)。
2号には剣道用に下駄も買ってあるのに、サンダルもえらい気にいって、学校行くのと自転車に乗る時以外はほとんどビーチサンダルでほとんどの外出を済ませているのではないかと思うくらい酷使して、1号も気にいって履いているらしく、それらが下駄箱に片づけられることはほとんどない。

…マンションの玄関て狭いんだよっ。
1号24センチ、2号22センチ。小3と小1としてはかなりでかい方だ。
スニーカーが最低各一足ずつ、それぞれのサンダル、この間なんて剣道の時に行きなり強い雨が降ったからそれらに加えて長靴と。もちろん私と飼猫氏の靴。
ただでさえ大きな足がそろってるのにあっという間に玄関は足の踏み場もなくなっちまうぜっ。

で、それぞれのスニーカーが2足以上出ているときはダメだしを入れる。ついでに今までサンダルとスニーカー、2足出ていることが多かったので私の靴は1足だけにしてサンダルをしまう。
…うーん。一番「ちょっとだけ外出」が多い私がサンダルしまうと不便なんだよ。
目の前にあるやつを試しに履いてみる。
1号のサンダルも2号のゴム草履も普通に履ける。
もうそういう時期なのかなぁと、ちょっと複雑。
でもまぁ…ちょっとその辺履いていくには借りてるんでいいかぁ<おぃ!

? posted by Yumikoit at 09:23 pm

2号の秘密基地。

学校から帰ってきては、外に飛び出して行って遊ぶ2号。
今日はどこに行くの?
「今日は裏山!」

宿題や片づけに手間取っていると友達が誘いに来る。
早く宿題やっちまいなさいって。
そういや待ち合わせ、相手はどこで待ってるの?
「裏山の秘密基地!」

ほっほぉ。
いかにもですなぁ。二人で作ったの?
「ううん!ぼくはぼくで作って、SけんくんはSけんくんのがあるの!」
個室なわけね…。

そんな話を聞いたのは、1週間前だったか10日前だったか。

今日、外から帰ってきて2号、がっかりしている。
どうしたの?
「秘密基地、なくなっちゃった」
まぁあそこは、結構学年の高い子が段ボールで滑り降りて遊んでたり、何か埋めて宝探しごっこやってたり、夏は夏で虫取りの子が多いし、犬の散歩で通る人もいるからなぁ。壊されてもおかしくはないんだけど。
壊されちゃったの?

「ううん…草が高く生えて、ぼくたちが座るところがなくなっちゃった〜」
伏兵は、自然であったか。残念でした。

? posted by Yumikoit at 08:00 pm commentComment [4]

1号のお買いもの…

1号が帰るなり、
「コロコロコミックを買いに行きたい」
と言う。
まぁ待て。宿題終わってからにしろやー。

6時間授業の日で、習字の授業もあったのでそちらの道具の片付けもすると結構時間がかかる、と気が急く1号。
いや、だから買ってきたらそれこそ、習字道具の片づけどころじゃなくなるだろ。

しかし宿題が終わって習字道具の片づけが終わったのは5時半近く。
夕ご飯の時間のこともあるし、これから出かけるのは無理があるかな。

むくれる1号。
しかし許可を出すには口実も必要だ。

おりしも3年生の昨今の社会の単元は、「スーパーマーケット」。
家庭のやりくりを実地で見るために先週は1週間の買い物のレシートを学校に持ちこみ、一方でスーパーの見学も学外授業として予定が組まれているらしい。
「できる限り、買い物などにも同行させてください」
などのプリントも来ている。
ここは買い物お手伝いしかないでしょう。

一番近くのスーパーは、校区外だが途中大きな道もなく、1号にも慣れている道。
普段1号がコロコロコミックを買いに行くコンビニではないが、売っていることも把握済み。
遠足のおやつの買い物や食パンを買ってくる程度の一人の買い物も経験済みの道だ。

さて、本日のキミの使命だが。
食パンくらいじゃつまらんので、チラシ…これこれ。この特売の肉を買ってくることにある。
100g単価はこれ。種類は豚もも肉。薄切り肉や切り落とし、ブロック肉それぞれ同じ値段なので、とりあえず薄切り肉か切り落としを買ってくるように。
1パックあたりの予算はこのくらい。
そういや1号ちくわ好きだったよね。チラシにあるこのちくわも買ってきていいよ。

熱心に裏紙にメモをとる1号。
さぁ行って来い。


というわけで1号出発。2号は早く風呂の支度しろよー。
この隙に子ども達の夕食を準備する。
冷ごはんが余ってきたのでしらす干しと長葱をたくさん入れたチャーハン。
残っていた豚肉は全部味噌炒めにして、野菜と合わせる。
1号が買ってきたやつは、今晩の大人のおかず用と明日のカレーに入れよう。

…1号帰宅。
「ちくわはわかったけど、お肉はどれ買っていいか判らなかったから買わなかったー!」
てめぇ。それじゃ役に立ったとはいえないだろぉ!?

しょうがないので、既に出来上がった夕食は1号と2号に先に食べるように言いおいて改めて買い物に出る。
売り切れでもなく、特売品コーナーにちゃんとあるじゃん。
レジに並んでいると、お友だちのお母さんに
「あれぇぇぇ?さっき1号くんも来てたけど、どうしてここにいるのぉ?」
と言われた。
そう。私もどうして今ここにいるのか。1号に訊きたいわよ。

? posted by Yumikoit at 06:12 pm

2号の考えた新作ラーメン

食べ物ネタが続くいとう家。

朝ごはんを食べながら、ラーメンが大好きな2号がつぶやく。
「醤油ラーメンも塩ラーメンもあるのに、なんで砂糖ラーメンがないんだろう」

…た、食べたくない。食べたくないぞ。砂糖ラーメンなんて。

? posted by Yumikoit at 02:07 pm commentComment [6]

イカリングは何からできてる?

夜。中華総菜セットを並べてみる。
イカリングをにんにくの芽と合わせてあるもの。酢豚。エビチリ。

1号がイカリングを見て、嬉しそうに言った。
「イカリングだー。…そういやこれって、どうやって作るんだろうね〜」

イカの胴体から作るんだよ。
そう言ってもピンとこなかったらしい。

「きっとさー、イカのしっぽをくるんと丸めてね…」
イカに尻尾はないぞ、とツッコミを入れる飼猫氏。
「えーそうだったかなぁ」

「足?」
そうそう、足。
「じゃぁ、足をくるっと丸めて、端っこをつなげて、それからね〜」
…吸盤はどうするんだろう。
「それはきっときれいに外すんだよ、な」
「外した吸盤は、別に売ってるんだ、きっと」
と新しい説を打ち出す2号。
いや、吸盤だけ売ってるのってみたことないし。

「だからイカのしっぽを丸めて…」
だからイカに尻尾はないって。

彼ら二人に、イカリングの秘密が開かされるのはいつのことだろうか…。

? posted by Yumikoit at 10:06 pm commentComment [10]

で、運動会のあとで。

というわけで運動会から帰ってきた二人。

2号は帰ってから30分ほどで「剣道だーっ!」と慌てて出て行く。

1号はというと、のんびりのんびり、運動会の徒競争で1番だったことや、障害物競争やクラス代表になったリレーでそれぞれ自分のクラスが1番を取ったことを自慢し、最後に
「で、赤組が優勝したんだ!」
と言った。

1号も2号も赤組。
よかったねぇ。
と言うと、1号はちょっと複雑に
「でも、僕は総合優勝は、負けた方がよかったのに」
と言う。

なんで?
今朝までは
「今年は赤が優勝する気がするんだ」
と言っていたくせに。

「だってさ、去年も一昨年も、ぼくが入っていた方は負けてるから、このまま6年間全部負けってのをやってみたかった」
…な、なんだかなぁ。

? posted by Yumikoit at 07:57 pm commentComment [2]

 

弁当箱の悩み…

運動会である。

当初のリクエストは1号2号ともにサンドイッチであったが、食べるのが遅く、しかもたくさん食べたい彼らの事情を考えると米の方がいい気がする。
米の方がいいよー。おにぎりとかがいいよー。

そう言って、リクエストを変えてもらう。

変わったリクエストの結果。
2号、「のりまき!たくさんの海苔巻き!」
1号は「おにぎりと、あとは鶏のから揚げとかハンバーグとかしっかり おかず!」

というわけで、かんぴょうときゅうり、カニかまぼこなどで海苔巻きを作る。
弁当箱を6割海苔巻きで詰め、残りをおかずで埋める前に…2号に見せる。
これでどうよ?

2号の弁当

「お弁当箱全部海苔巻きで埋めてって言った!」
ううむ。このサイズの弁当箱に?
じゃぁおかずはどうするの?
「幼稚園の時に使ってた小さい弁当箱に詰めて!」
食べきれるのかいな。

というわけで、これが今日の2号の弁当。
ちなみにこのやり取りを聞いて、1号がぼそりと
「…わがまま」と言う。うん。同感。

1号の弁当箱


さて、次は1号の弁当だ。
2号より一回り大きな弁当箱に、海苔巻きを詰める。
こっちは半分ほどで残りはおかずをぎっしり。
…2号にあのサイズとすると、1号には足りるのか。
とりあえずおにぎりを小さめにして2つ握ってみる。

これでいい?
「うん!」

ちなみに、おかずは豪勢に?ハンバーグ、から揚げ、きんぴらゴボウ、こんにゃくのきんぴら(1号が好き)、シュウマイ、マカロニサラダ、ブロッコリ。

さて、全部食べ切れたか否か。
答え。
2号は完食。
1号はというと、やっぱり時間が足りなくてほんのちょっと(海苔巻き3つほどと、少しのおかず)残してきました。

秋の遠足、弁当箱買い直した方がいいかなぁ。

? posted by Yumikoit at 06:10 pm

連絡帳はよく読もう。

明日は運動会。

帰ってきて今日の練習の成果を話し続ける1号、宿題は明日のダンスのおさらいだと言って、家の中でやりゃぁいいのに、「お母さんには本番しか見せないんだからっ」と言ってわざわざ外に行って練習をする2号。

どうでもいいけど、明日の支度はしたの?
と夕方訊くと、案の定二人ともやってないという。

しようがねぇなぁ、とリュックを持ってきて準備を始める。
1号はさすが3年目ともあって黙々と準備するが、2号は
「どうすればいいんだろう」
と言って途方にくれている。

そんな時のための連絡帳じゃないの?
「あっ、そうか」
そーそー。
2号、連絡帳をめくる。
「んーっと、カッパと学年だよりのうんどうかい号と…」
2号は雨が降った時のための雨ガッパを用意し、そして壁のコルクボートに貼っていた学年だよりをはがす。
その二つをリュックにつめて…ちょい待てぃ!

2号。連絡帳とその学年だよりを持ってきなさい。

不満そうに持ってくる。
[も] うんどうかいごうの がくねんだよりをみる
  かっぱ
[も]ってのは、持ってくる物の略。実際にはノートには、「も」の字を丸で囲んでいる。

学年だより、連絡帳に書いてある通り、よーく見てごらん。

じぃぃぃぃっと読みふける2号。
途中から肩が震えている。
「ふ〜んっ。そういうことねーっ!」
って、それって負け惜しみ!

? posted by Yumikoit at 09:21 pm commentComment [2]

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