部屋に置いてある、紙工作物を片付ける段ボールから制作物があふれるようになった。
牛乳パックで鉄塔を作ってみたり、卒園間近で2号が幼稚園の制作物を持ち帰っては突っ込んでいるせいらしい。
段ボールの深さの3倍近くに積み上げてある紙工作を見て、2号に片づけるように言い、古い、遊んでいない工作物は捨てるように申し渡す。
まずは段ボールをひっくり返して床にぶちまけると、出てくるわ出てくるわ。
堆肥のように押しつぶされた古い工作物。本人も忘れていた、どっかのイベントでもらったポケモンのウチワ。こんなものまでここに突っ込むなよ。
スパンコールをセロテープで一面に貼り付けた2リットルのペットボトル。これは絶対に1号だな。
…あれ、この赤い布。なんだ?
広げてみる。赤いTシャツ。明らかにうちの子ども達のものではない。160センチ。
だれだろう。1号よりもはるかに大きなサイズのTシャツをうちに着てきて、暑いからかなんだかで脱ぐ子。
一人、1号よりも年上の子で思い当たる子がいたので、そこのママに問い合わせてみると心当たりがないと言う。
うーん。だれだろ。
ふと1号に訊いてみる。
「あ。そこにTシャツ突っ込んだの、ぼくだ」
…え???どういうこと?
つまり、2月の中頃に、学校の図工で「大きな布で遊ぼう」という単元があり、我が家も古い毛布を持って行ったのだが、クラスの子で大きなサイズのTシャツを持ってきた子がいたという。
家で使わない大きな布などありましたら…ということで学校に持ち寄ったので、1号は使い終わった後そのまま持ち帰ったのだが、その子は「もう要らないから」と言うのでもらってきたというのだ。
つーか、Tシャツ持って帰るなよ…。
で、図工で余ったものだからって、洋服を紙工作物扱いにするなって。1号。
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