あんた方も普通の生活がはじまるが、心構えはできてるかー。
ふと、1号に冬休みの宿題がどうなってるか聞く。
親が監督するように勧められている自主学習のほかは、体力づくりカードと書き初めくらいのはず。
ここ数日、体力づくりもやってるようには見えないんだけどね。
「えー。やってるよぉ」
ふむふむ。
で?書き初めは?
「あー。忘れてた」
清書の紙は5枚しかないんだから、下書きは新聞紙とか何とか、納得できるまでやってから書きなさいよ。
そう言ってみるが、早くやっつけてしまいたい1号にとっては「練習」「下書き」なんて言葉はない。
2年生はまだフェルトペン。勢い付けて書き始めるが。
…ガラスの天板をはめ込まれたテーブルでは、木の天板の部分とガラスの部分の境目でフェルトペンが止まる。
てめぇ。下敷きのサイズを外れるなら新聞紙下に敷くとか何とか考えろよ。
ていうかぁ。
授業で使ってたフェルトペン。先割れてるじゃないの。これじゃ書写の用途には向かないはずだけど。
丁度そこへ飼猫氏登場。
そもそも書初めって2日にやるもんだよ、と言い始める。
そのためにきちんと準備して、2日にきちんと終わらせなくちゃ。このペンじゃ書けないってお母さん言ってるんだろぉ?じゃぁどうするんだよぉ。
何枚か書いて、あと1枚しか残っていないが。
1号、フェルトペンを買いに出る羽目になった。もちろん自分の小遣い。
夜の日記にも書いたように「いやいや」買いにでて、2本セットでこんなに高いのー?と言いながら買ってくる。ふむん。こんなペンだったかな。いいのかな。まぁいいや。1号が選んだんだから。
帰ってきてやっぱり家にあった先の割れているフェルトペンで書いている1号。
さっきのペンはどうしたのよ。
「先が細すぎたー」
見ると、学校で使ってたのは「ごくぶと」
買ってきたのは「なみふと」「ごくほそ」の2本。
そりゃ使えないわな。うひひひ。
というわけで、躓きどおしの書初めでありました。
来年はこの失敗を生かして、2日のうちに書いてねぇ。
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