チキンレースやめれー

曇っているので、影ができない。
いつも園バスが来るのを待っている間、道路を走る車の影を飛び越えて遊んでいる2号はつまらない。
脳内で影を思い浮かべて、ぴょんぴょん跳ねてみる。

でかいトラックが来たので、その影はとび越えられないと感じたらしく、駐車場を5メートルほど後ずさってみる。

トラックが通り過ぎ、しばらく空白。
だから影はないってば。

次のクルマが来た。
そこにめがけて道路に近づくように全速力で突進していく2号。
路肩の半メートルくらい手前で急停止、そこでぴょん、と跳びはねる。

…2号!それは運転者から見ると「飛び出し」にしか見えなくて怖いから絶対禁止!

? posted by Yumikoit at 10:20 pm

1号の責任感

昨日のことなんだけど。

今朝の分のパンがないので、学校から帰ってきた1号に買い物を頼む。
宿題は嫌そうに後回しにして、気持ちよく食パンを買いに出てくれる1号。
私は2号の降園時間なので、通園バスまでお迎えに出て、その後で1号が帰ってくる。
おぉー。ありがとー。助かったわぁ。

しかし、その後は案の定、2号と一緒に遊び始めてしまってなかなか宿題が進まない。
1号、さっき早く片付けて友達と遊ぶって言ってたんじゃないの?
わぁ、と言って宿題をする1号。
2号はいつの間にか幼稚園の制服を着替えて、他の友達と約束してほしいから、と電話をせがむ。
今日は家で遊ぶのは勘弁してくれよー。

何とか宿題をやっつけて外に遊びに出た1号。2号も当然のようについて行く。
おぃおぃおぃ。風呂掃除してないけどいいのか?
いや、あえて突っ込むまぃ。たまには自分で気づかないとな。

4時半頃外遊びから帰ってきた1号。そのまま子ども部屋にこもって2号と遊んでいる。
さてどうなるか。
しばらく様子を見て、5時のニュースの時間に合わせてテレビをつけてから、さりげなく
「子ども部屋カーテン閉めてね〜」
とリビングと子ども部屋の間のドアを開けて声をかける。

さて、どうなるか。
ドアを開けた時にリビングから漏れ出た音で2号はそろそろ夕方の、洗濯物を畳んだり布団を敷いたり風呂に入る時間と気づいたようである。
それっと床いっぱいに散らばったカードを二人で片付け…1号がリビングにやってきた。

「!!!!!!─ うわぁぁぁあ、しまったっ風呂やってなかった!!!!」
と驚愕する1号。そうだそうだ。おまえは自分の仕事やってないぞ。心の中でつぶやく。
「どうしよう…どうしたらいいー」
こっちに向かって言ってるのは予想がつくのだが、そこはあえて無言。
「どうしようどうしよう…」
おぉ。悩みが頭の中で回ってるぞ、1号。
うむっ!と立ち上がり、風呂掃除をしに行く。
そこに2号が自分の分の洗濯物を畳みにやってきた。
「2号っごめんっ!風呂まだやってないんだっ!」

…えらいぞ。1号。ずっと風呂掃除と言われるたびに「今日はいや」とかいろいろ言っていたが。
いつの間にかちゃんと自分の仕事という責任感が芽生えているではないか。

? posted by Yumikoit at 10:13 pm

1号の自立?

1号の予定の確認。
今週末。土曜日、ドッジボール終日練習。他校で練習試合。
日曜日、半日練習。他校で練習試合。
えーと…来週末は。大会が入ってる。選抜チームに残ってるから、体調管理は万全に。

飼猫氏と予定の確認をしながらふと飼猫氏が訊く。
「で、今週末の練習試合は、一人で大丈夫だよな」
「うん」
成長したなぁ。1年前だと『よその学校での練習はいや…行かない』とか『お父さん、一緒についてきて…』だったのにね。
「ま、送迎の車が足りないかもしれないから、送迎くらいは行った方がいいか」
1号の付き添いをしまくった1年半の実績で、すっかり送迎&付き添いの予定を組まれている飼猫氏だったりする。

「…で?来週の試合は?」
「うん。別に…」
「試合はどうするんだよ」
「どっちでもいいよ」
「…ついて行った方がいいのか」
「…ついてきてもいいよ」

あぁ。飼猫氏。かなりショックを受けているようである。
いやいや、現地付き添い員の大人は多分足りないから。多分行った方がいいのである。

1号が寝てから、無口な飼猫氏。
そういやさ。もっともっと小さかった頃、アイスやプリンを食べる時にいつも飼猫氏の膝に座って「ぱーして♪」と食べさせてもらっていた1号。
自分でスプーンを持って食べれば、1人分のアイスを食べられると気付いたのか、ある時突然「もう、ぱーしなくていいよ」と言って自分でスプーンを握った時、だいぶ飼猫氏はショックを受けていた。
あんな感じだね。飼猫氏。

? posted by Yumikoit at 11:19 pm

 

素朴な疑問。

週末土曜の夜に飼猫氏と1号が買ってきた1号のスニーカー。
Link

1号は緑を選んで買ってきた。軽さが気に入ったと言っていたがそういや前のくつの時も緑を欲しがっていたな。
日曜日のドッジボールの練習の時に履いて行き、月曜・火曜と気に入って履いて行く。

火曜の夕方、ふと覗いてみる。
さすがに、アディダス。3日かそこらのせいで靴底がヘタれてたりはしない。
それが普通の靴だと思うのだが、1号の場合には当たり前と思えないだけに感心する。

だってなぁ。さすがのアディダスといえども、靴の中敷きの模様はすでに全部消えてるんだもん。
そんなもん?そんなもんなの?子どものくつって!?

? posted by Yumikoit at 03:32 pm commentComment [2]

見に来てほしい人、すぐに帰って欲しい人

1号が終日ドッジボール練習、2号はいつものように夕方。
1号は帰りにスニーカーを買うというので、飼猫氏が練習の終わる時間に迎えに行くことになった。
練習に出かける時間が重なった2号は、私が送る。

「お父さんが来てくれると思ってたのになぁ」
─ 母さんじゃだめなの?
「だって、お父さんに練習見せたかったもの」
─ 父さんだって、時間のある時はいつでも送ってくれるじゃないの。
「でも、いつも道場の前で帰っちゃうから、練習見てくれたことないんだよ」

というわけで、道場に到着。
まぁ役員さんに挨拶がてら道場に上がろうとすると、2号、私を押しとどめて
「じゃ、行ってくるね」
と言う。
なによ。私は見ちゃだめなの?

「お母さんは時々見てくれてるからいいじゃん」

…それはなんか、ある意味父親と差別されてる気がするぞ、2号。

? posted by Yumikoit at 11:49 pm

ぼくは昔?

夜ごはんの食器を片づけながら、2号が言った。

「お母さん。ぼくは昔…サルだったの???」
うぅ〜む。答え方はいろいろあるんだろうが。
とりあえず。
─ 少なくとも、お母さんがあんたを生んだ時は、ニンゲンだったよ。
「…じゃぁ、生まれる前は?」
─ お母さんのハラん中では、たぶんニンゲンだったんだろうねぇ。
「じゃ、その前は?」

…そ、それは、私にもわからない話だから、あなたの生まれる前の記憶に聞いてくれぃ。

? posted by Yumikoit at 10:12 pm commentComment [4]

風呂の水量

学校から帰ってきて、友達と遊ぶ約束をしたという1号。
やることやってから行きなさいね〜。
学校で作ったというスライムを名残惜しそうに遊んでいるので、とりあえずお預かり。
1号、あきらめて宿題を始める。

─ 昨日の漢字の宿題、字が汚いからやり直せって言ったよね。
「あーっ、漢字練習ドリル、学校に忘れてきた!」
宿題に出る時以外、ドリルを学校に置きっぱなしにする癖、いい加減に直すべきだと思うけど。
─ ノートの方はあるんでしょ。
「そっちは先生に提出したからない!」
ふむ。ドリルの漢字をノートの書き写す宿題。じゃぁどうするんだろうと眺めていると。
「Kくんちに行って借りてくる!」
同じマンションに住む友達の家に走って行き、借りてくる。
一生懸命、漢字を書き始める1号。ちなみに本日の本当の宿題は算数プリントだが。

…どうでもいいけど、先に風呂の掃除をしないと友達の家に行く前に水を張り終わらないよ。段取り考えないと。
「ああああああああ。そうだったぁ」

そんなことを言ってる間に、もう一人の待ち合わせの友達が来て、友達と2号が先に友達の家に行ってしまう。

バタバタと風呂の掃除をし、水を張り始めて、宿題の教科書の音読とプリントをやっつける。
「おかーさん、水、ちょうどよかったから止めてから行くよ!」
はぃはぃ。…なんだ。焚きだし口のすぐ上くらいじゃないの。身体洗ったり洗髪を考えると、ちょっと少ない気がするが。

案の定、夕方帰ってきて沸かした風呂に入ると、1号のあとはだいぶお湯が足りなくなりそうだ。
「あと5センチくらい入れておいた方がいいよ」
5センチと言ったのだが。
湯を出すメーターの設定の方で「5」を選んでから蛇口を廻す1号。つまり5リットル!
10センチ以上湯面が上がってしまった状態で、「多すぎる!」とは思わなかったのか!?
「…うん。ちょっと思った」

で、次に2号が入る。
基本的に、2号はお湯の中で身体を伸ばすのが好きで、基本長風呂の傾向がある。ついでに、気になるものは何でも触ってしまう癖があるのは困りもの。

そろそろ出てこないのかなぁ。夕御飯の時間、過ぎてるよ。そんな時。
「うっぎゃぁぁぁぁぁぁ。おくぁあぁぁさぁぁぁぁぁあん。たあぁすけてぇぇぇぇ」
慌てて風呂場に行く。
湯船に浸かっているうちに風呂の栓を抜いてしまって、うまく戻せずにパニックになってる2号。

おまえはぁぁぁぁっ!今週2回目だろっ!それっ!

? posted by Yumikoit at 11:00 pm

1号、校外実習にて

1号、ドッジボールから帰って遅い風呂に入る。

風呂あがり、身体を拭きながら言う。
「お母さん。今日学校でS河岸公園に行ってね」
S河岸公園。川越の船運の歴史の痕跡を残す水場・水路があり、湿性地がある緑豊かな公園で、遊具などは一切ないがザリガニ釣りやら町探検やらで学校から校外学習に出る際によくつかわれる、ひなびた感じの公園である。

うんうん。それで。
「カモが来ててね。泥だらけのドングリとか、たくさん拾って投げてやると、ドングリを食べるんだよー。掃除機みたいにー」

…カモが水に浮いたドングリを食べる様子。掃除機みたい。か。
言い得て妙だなぁ。

? posted by Yumikoit at 10:38 pm commentComment [2]

1号、雑誌を作る。

1号、ここ2日くらい、暇さえあればなにやら机に向かっている。

「2号、コロコロ欲しい?」
と言ってA4の紙を4つくらいに切って数枚セロテープで貼り合わせて綴じたものを、手渡しているようだ。
今日は遂に、さらに中に袋とじ企画を作り、デュエルマスターズのカードを1枚付録に付ける。

1号手製のコロコロコミック。4,5ページしかないようだけど。
日刊?隔日刊?
「えーと、1日に2冊くらい出してるかな」
朝刊夕刊てことですか?新聞並みだな。

? posted by Yumikoit at 10:39 pm

天岩戸2号

1号の友達が午後から遊びに来ている。
で、しばらく2号も一緒に外で遊んでいたが、兄弟げんかになったか2号が負けて泣きの涙で帰ってきた。

1号の友達のママとお茶を飲んでいたところで、こんなことがあった、こう辛かったと訴える2号。
うんうん。さいですか。

話を聞いてやると、2号は私たちの前に置いてあった最中を一つとり、リビングの隅に立てこもった。
右側には食器棚の扉、左側にはソファという40センチほどの狭い隙間のに身体を滑り込ませ、壁にぴったりと背中をつけて膝を抱えて座り込む。
食器扉の脇に、50センチほどの高さのマガジンラックがあったのでそれを手繰り寄せて自分の前において完全に自分の姿を隠してから、おもむろに最中を食べ始める。

…しばらくして1号達が帰ってきて引っ張り出されるまで、そうやって隠れていた2号。おもしろすぎるぞ。

? posted by Yumikoit at 08:56 pm

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