1号は2学期最後の日。昼ごろにお手紙をいっぱい持って帰ってきた1号。
一足早く冬休みに入った2号が広げている遊びに乱入したいが、1号は先に学校の片づけがあるはずだろぅっ。
「えっとね。今日、1年生のEくんと遊ぶ約束したよ」
Eくん。今日、学童は休みなの?
「うん。大丈夫って言ってた」
で、あんたは今日はドッジボールだよね。
「うん。だから4時までにする。
前回、ドッジボールの日に4時半まで遊んだら、準備が間に合わなくて遅刻したから」
ふむふむ。そこまで考えてるならよし。
DSで遊び、その後カードゲームをする。
最近周りの友達がデュエルマスターズばかりで、ポケモンのデッキを組む友達に恵まれない1号は、Eくんもポケモンカード派にしようと思っているのか、大量にカードを押し売りプレゼントしようとしている。こらこらこら。無理強いするでなぃ。
さ、あと10分で4時だからそろそろ片付けた方がいいよ。
…返事がない。
10分後。まだ遊んでいるので、そろそろ友達に帰るように言うべきだろうな。
すると1号がやってきて
「あと15分遊びたい」
と言う。だめだめ。自分で決めた時間。
それに、さっき遊び始める前に、Eくんのママにも今日は4時までって言ったからね。待ってると思うよ。
勝手に約束を変えるのは止めなさい。
つーわけで、友達、4時に帰宅。
洗濯物を畳んで、風呂掃除をし、水筒を詰めてユニフォームに着替えて…とドッジボールに行く準備をする。
いつも水曜日の練習は、自転車で行くんだけど、今日はお父さんが会社帰りにクルマで寄ってくれるからね。歩いて行こう。
というわけで、普段より10分早く家を出る。
おしゃべりしながら、体育館につくと。
…練習もうとっくに始ってるじゃないの。
「あああああ。しまったっ!今日は5時半じゃなくて5時から練習だった!」
用意周到に計画していたかと思ったら、そういうオチかい!
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