2号が幼稚園バスを待っている。
家の近くの駐車場。前は、単なる市道だが、県道から国道への近道になるため交通量は多い。
「きたきたきたー。ぎんいろー」
ぴょん、と2号がジャンプする。
ぴょん、ぴょん、ぴょんと跳ぶ。
「じてんしゃー」
と小さな声で呟いてぴょん、と跳ぶ。
道路を走る車や自転車、バイクの影を踏まないように、駐車場のこちら側でジャンプを繰り返す2号。
そういやタイル貼りになっている歩道とか歩くときも、模様をたどるようにジャンプして行ったり、子どもの頃ってよくやったよね。
「これだけジャンプしたら、縄跳びも上手になるぞっ!」
いや、それは関係ないと思うけど。楽しそうだからまぁいいか。
Comments