数日前のこと。確か、2号の剣道の日だったから土曜日。
夕方2号が剣道に行くときに、道場まで送ってくれるように1号に頼む。
道場といっても、マンションのエントランスを出れば目の前が中学校の校庭。
ぐるりと校門を回り、中学校の校庭に立つ道場までであるから、その道程5分もかからない。
「面白そうだから、ちょこっと練習を見てきてもいい?」
いいよぉ。でも、新しい入部希望者と間違われないようにね。
「なんないよ〜。だって剣道興味ないもん」
…てめぇ。その言葉、そのまま道場で言うんじゃないよ。
「なんで?」
だって1号、考えてごらん。ドッジボールの練習の時に、あんたの友達の前で2号が同じこと言ったら?
「生意気な弟だなってみんなに言われて、ぼくも"なんでぼくが言ったんじゃない弟の発言で ぼくがこんなこと言われなくちゃいけないのか"って腹が立つ」
じゃぁ同じでしょ。
「あ…そうか」
さて、思ったよりも道場で見入ってしまったようで30分以上経って帰ってきた1号。
なんだかんだ言って、興味しんしんではあるのよね。
で、帰ってきてしぶしぶ洗濯物を畳みながら
「あー。送ってくるだけでこんなに時間経っちゃって、(やりたいこともあるのに)時間の無駄だったっ」
と言う1号。そうだよね。さっさと洗濯物片づけたり布団敷いたりしたあとはゲームしたいんだよね。
でもさぁ。1号。
習い事の送り迎えが時間の無駄だと思う?
それを言われると、あなたのドッジボールの送り迎え…飼猫氏なんて練習や大会の付き添いも全部やってるんだけど、考えなくちゃいけないよねぇ。
…1号。絶句。
恩にきせるようなことじゃないけど、たまには自分だけで生きてるんじゃないってことも知りなさいね。1号。
この記事に対するコメント[2件]
1. も〜 — December 5, 2008 @00:52:30
Yumikoit December 5, 2008 @14:55:21
2号が剣道を始めてから、それまで興味のなかった道場での竹刀の音に敏感になりました。
夜7時半とかに帰ってきたときに、マンションの前で、道場から響いてくる竹刀の音と道場の灯りを眺めて
「今日も練習やってるんだねぇ」
なんてつぶやくようになりました。
問題は、練習の日がドッジボールと同じなので両方は習えないってことですよね(笑)
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