抜けるような青空で、風は秋の風だけど日向は暖かい。
1号は終日ドッジボールの練習で8時半頃出かけたので、昼ごろのそのそ起きだしてきた飼猫氏と2号とでお出かけ。
智光山公園にでも行こうかと思ったが、2号のリクエストでサイボクハムへと。
「お昼ご飯はレストランで食べたいねぇ♪」
とおねだりに際限がないが、そっちはさっくりと
「1号いないのにそんなことしたら1号怒るぞ。きっと」
と言うと要求を引っ込めたのは前夜のこと。
背後で1号が聞き耳を立てていたのはいうまでもない。
クルマを降りるなり、大喜びでアスレチックに走り出す2号。
登っては降り、登っては降り。
うんていもだいぶ上手になってきた。
「幼稚園のはまだこんなにたくさんできなかったけど、今日は全部制覇した!」
と駆けてくる。
こういう公園に来ると、1号は何度もコースを駆け抜けてはいつのまにか気の合う少年とつるみ始めて、しゃべるでもなく追いかけるように同じコースを繰り返し走っては遊びまわるものだが、2号はずっとマイペースで一人でうれしそうに遊具に取り付いては気ままに走り回る。
兄弟でも性格が出るよねぇ。
さて、そろそろ何か食べようか。
2号がぴょんと降りてきたのを見計らって声をかける。
時間もいいせいか、スタンドは長蛇の列。
ハンバーガーはかなり待ちそうだね。こっちのポークステーキのスタンド。こっちも長蛇。ちょっと食べたかったんだけどな。
さしあたりこっちにしよう。フランクフルトとスペアリブ。
2号と飼猫氏はフランクフルト。
私のスペアリブを2号に一口食べさせると、フランクフルトよりおいしかったらしい。
一口、もう一口と食べられる。
食べ終わって、サイボク内の温泉の方に足を延ばしてみる。2号も「温泉行ってみたいねぇ」と言うんだが、そういや2号が生まれてからロクに温泉は行ってない。
売店だけでも覗いてこよう。
ふらふら足を入れると、風呂上りのお客さん。
2号が
「あっちの階段も登ってみたい」
と言うが、あっちは風呂に入る客の場所。
「おふろぉ?????」
そうだよ。温泉ってなんだと思ってたの?
「…ごはん食べるところ」
…うっ。微妙に間違っているとは言えない気もするが。でもお風呂のことだよ。
まだお腹が空いている、というので、外に出る。
池で鯉を眺めてから、パンを買いに行って、またスタンド前で食べる。
飛行機のエンジン音。うわー。もしかして、今日は入間基地の基地祭?
いや、本番は明日か。きっと練習なんだね。
航空ショーを見て大騒ぎを始める2号。飛行機雲のラインを追いかけては
「すごいー!」
「おっこちた?おっこちた?」<落ちてません
「ジェットコースターみたいね〜」
と眺めている。
さて、そろそろ帰ろう。立ち上がると、まだ遊びたい2号。
でもさ、もうすぐ3時だよ。4時半にはドッジボールの練習終わるんだから、その前に買い物して帰らないとねぇ。
2号
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