昨日、出先で指先をけがしてしまった。
フロアを仕切るパーティションを動かしている最中に、パーティションに左手の人差し指をはさんでしまったのだ。
痛いのを我慢していたんだけど、今週は割と時間もいっぱいいっぱいで病院に行く時間も取りにくいしねぇ。仕方ないので湿布剤を貼って様子を見る。
しかしなぁ。湿布剤を貼ってしまうと、台所仕事がたちゆかん。
以前、腱鞘炎を起こした時に買ったビニール手袋を探し出して、朝、2号のお弁当を作っていると、1号がやってきて訊いた。
「その手袋なぁに?」
─ うん。ちょっと指を怪我したからね。濡れないように。
「痛い?」
─ 痛いから、お薬貼ってあるの。
私の怪我を心配してくれる1号。
もうすぐ夜ごはんだよ。夜は簡単に、作り置きのカレーでごまかしてみる。
「お母さん、まだ、指痛い?」
─ うん。まだちょっと痛いね。指が濡れないようにお皿を洗うのは大変だよ。
「ぼく、今日久しぶりにお皿洗ってもいいよ」
─ 洗ってもいいよって…何ヶ月振りだろう。初心者に近い状態なので、かえって後始末が大変そうだ。…と言うと1号のやる気をそぎそうなので喜んでみる。
「ただ、久しぶりだから、ぼくが洗っている横で見ていて、やることがわからなくなったら教えてね」
─ 1号のその言葉、嬉しいねぇ。すごく助かるわ。そう言って褒めてみる。
…しかし、その後。風呂に入ってテレビを見ている1号。
「今日はまだ何かやることが残っていた気がするんだけどなぁ。なんだったかなぁ」
とアタマをひねりながら、8時すぎて布団に引き揚げてしまう。
おしぃ。思い出してくれれば、1号の母への心遣いは尻切れトンボに終わらなかったのに。
この記事に対するコメント[2件]
1. まじん — March 5, 2008 @23:14:38
小1男子で、この気遣いは素晴らしいぃ。お母さん思いのいい子よのぉ、と思ったのに(笑)。
Yumikoit March 13, 2008 @08:55:04
おかげさまで、挟んだ指はだいぶ良くなりました。
でも、反対の右手の人差し指に刺さったとげが<おぃ。
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