1号・休み時間の出来事

やる予定はなかったのに、先日の保護者会でうっかり、来年度の常置委員会の役員になってしまった。ちくそぉ。
…というわけで、委員会1回目の顔合わせが終わって、みんなで帰り支度。
時間もちょうど、長い休み時間に重なっていて、児童たちはみんな校庭に出て遊んでいる。

ほぉ。1年生の女の子がなわとびをしている。すげぇ。2重跳びだよ。
ぼんやり見ていたら、1号のクラスの子たちが
「あっ。1号くんのお母さんだぁ」
「今日はどうしたの?」
「1号くんはねぇ。あっちの体育館の前で鬼ごっこしてるよ〜」
そうかそうか。ありがとぉ。

しばらく見ていると、今度は同じ子たちがまた寄って来て
「1号くん泣いた〜」
「転んで泣いた〜」
「あっちでねー。階段から飛び降りて〜」
ふぅん。そっかぁ。

そのうち、上級生に付き添ってもらって1号登場。
すぐとなりを通って行ったんだけど私には気付かず、昇降口から入っていく。
見ていると保健室の方向に曲がっていった。
保健室の窓が開いていたので覗くと、1号は上級生に付き添われて入ってきて、座って何やら手当てを受けている。
うん。まぁあの分なら大丈夫だろぉ。

こっちを向いたので手を振ったが気づかない様子だったのでそのまま帰る。

夕方、帰宅した1号にその件について訊いてみる。
「何で知ってるの?」
なんでって言われても。見てたもん。
「じゃ、なんで知らんぷりしたの?」
なんでって言われても、学校での出来事でしょ。
上級生がついててくれて、自分でどこが痛いのか先生に言うことができて、先生があなたの手当てをしてくれるんなら、お任せして大丈夫だもの。何かあったら先生は母さんに連絡してくれるから、安心してるもの。

それとも、保健室に母さんが飛び込んで行って、「どこが痛いの、だれにやられたの、そんな手当てで十分なの」と矢継ぎ早にまくし立てたほうがよかったかな。1号はきっとそんなの恥ずかしいと思うと思うけど。
そういうと、1号は「黙って帰っていても大丈夫だった」という。うんうん。それでいい。

で、1号の傷はといえば。
両ひざにばんそうこうが貼ってあったけど、休み時間の後の体育は、元気に跳び箱を12回も飛びまくっていたそうだから問題はないわな。くすくす。

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負けず嫌いの2号

体育が得意ではしっこく見える1号。
昨日の持久走大会も2位。

1号以上に活発だろうといつも見られるんだけど、実は見かけよりもずっと内気で、インドアな性格の2号。幼稚園のカリキュラムの体操教室も好きだし、外遊びも好きだけど、いつもそれが一番じゃない。
1号は白黒はっきりきっぱりつけるのが好きだけど、2号は内面世界で遊ぶのも好きなのである。ただ、そういう部分を強制されるのはすごく嫌いでマイペースなんだけどね。
1号が外に飛び出して行ってボール投げをして遊んでいるときでも、一人で家でアイロンビーズをしていたり、あこがれの上級生に声をかけられなくてモジモジしていたり。

それでも負けん気だけはいっちょ前か。

朝、バスを待っているときに2号が言う。
「ぼくね。本当は足がクラスで一番位に速いんだよ。
 運動会の時は、うまく走れなかっただけなんだ」
うんうん。そうだねぇ。じゃぁ来年楽しみにしているからね。

? posted by Yumikoit at 10:12 pm pingTrackBack [0]

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