サンカクの種。

今日は飼猫氏が子ども達を、お台場の日本科学未来館Link に連れて行く約束をしていたんだけど。
先日、上野の博物館に行った際Link 、ひどく人ごみに疲れてしまった1号が、都内に出ることを拒否。
急遽、森林公園に行くことにした。

そういや、森林公園Link てはじめてだね〜。

電車に乗って、その後バスに乗って。
わんぱく広場やらアスレチックやら、巨大トランポリンに体力の限界まで遊びまくる子ども達。
閉園時間ぎりぎりに帰りのバスに飛び乗ると、二人ともぐっすりと眠り始める。

バスから降りて、駅前の大きな木の下で2号がトイレに行っている間ぼんやり待っている私と1号。
立派な木だなぁ。
背が高くて、まっすぐで、枝がちょうどきれいに円錐形に張っていて。
ちょうど、プラレールの情景部品の三角の木みたいだ。
あんなに背が高い木は、上の方は高すぎて剪定も無理だろうし、どんな風にして木の形を整えているんだろう。

一緒に眺めていた1号がふと見上げて言った。
「あんな立派な、三角の木は、種もきっと三角なんだろうね…」

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おじいちゃんのカメラ

パトリシア・マクラクラン作/掛川 恭子訳

税込価格 : ¥1,223 (本体 : ¥1,165)
出版 : 偕成社
サイズ : 四六判 / 141p
ISBN : 4-03-726510-9
発行年月 : 1994.3
お母さんは出て行ってしまった。
お父さんが出て行ってしまったのはもっと前だ。

僕は姉と一緒に、おじいちゃんとおばあちゃんと住んでいる。

おじいちゃんはカメラに夢中。
おばあちゃんは畑を広げることに夢中。そして姉のキャットも。
僕はおじいちゃんのカメラを覗いてシャッターを切る。

僕の子どもの頃の写真はどこに行ったろう。
お母さんと一緒に撮った写真。お父さんと一緒に撮った写真。
お父さんの膝に抱かれて撮ったと思っていた写真が実は…あの膝は本当はおじいちゃんの膝だったと知ったとき…。

子どものころの写真の記憶。
子どものころの写真の記録。

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