カマキリに餌を与えてみたい。

ベランダで洗濯物を干していると、バッタがいた。
3階なのによく登ってきたなぁ。

子ども達を呼ぶと大喜びでつつきまわし、手のひらに載せる。
その内、ベランダの柵の隙間から落ちてしまったらしい。あ〜ぁ。不憫だ。

さて、買い物に行く準備。
玄関の鍵を閉めてマンションの階段を下りていくと、またバッタ。さっきの?…の訳ないか。

その1メートルほど先にメスのカマキリがいた。
1号はバッタを捕まえて、ずんずんずん、とカマキリの方に寄って、目と鼻の先にバッタを落とした。
カマキリは、キッと1号のほうを見上げて鎌首をもたげて警戒している。

「…食べないねぇ」
と1号。先日私が「動くものしか食べない」と言っていたので、食べる様子を見たいんだろうけど。
どうみてもカマキリは目の前の獲物よりも、周りに立ち並ぶ身体の大きいニンゲンに警戒してそれどころではないのである。んぷぷぷ。

─ 1号。あのね。お腹いっぱいだとどっちにしたって食べないから。きっと。

? posted by Yumikoit at 07:53 pm commentComment [8] pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント[8件]

1. 貧乏神 — October 22, 2006 @21:20:14

もしも、そのバッタをカマキリが食べたら・・・。
可哀想と言う感情が出てくるかも。
だって生きてる昆虫を食べるんだよ?
気持ち悪いよ。俺なら気持ち悪くて触れないけど。

Owner Comment Yumikoit Website  October 23, 2006 @17:47:27

こんにちは。貧乏神さん。

可哀想と言う感情が出てくるかも

あはは。そうですね。
私は肉食草食に限らず、ムシが苦手…特にあのふっくらとしたお腹は絶対にダメなんですけど、子ども達はそういうのしっかりと子どもらしい好奇心で真正面から見て欲しいですね。
生きてる虫を食べるのも可哀想ですけど、本来そのイキモノが食べるべき食べ物を食べないで我慢して餓死するんだとしたら、それも可哀想だと思います。はぃ。

3. こうママ — October 23, 2006 @07:21:15

さすが男の子ですね〜
食べちゃったところを見たらどんな反応するんでしょうね。

Owner Comment Yumikoit Website  October 23, 2006 @18:06:49

ねぇ。ぜひ見てみたかったです。
私の実兄がですね。子どもの頃、カエルの皮をはいでザリガニ釣りの餌にしてました。子どもってそういうところありますよね。

Up5. よっち — October 23, 2006 @20:22:51

 子供って結構残酷だったりしますよね
  というか大人もなんやかんや言っても、子供には残酷に写るかも知れません
 というのも 私の子供は女の子なんですけど、虫がすごく嫌いなんです
 でも 蟻や蝶、蝉、バッタなど庭に居そうな虫のことはどうしても、怖い物見たさで、見たいわけです 
 であるひ、ウッドデッキで洗濯物を干している奥さんの足下に 蟻が居たのです
 それをみて「わ〜〜あり〜〜 かわいいね〜〜」
 こう言って「かわいいね〜〜」と語尾をのばして言うとき 必ず怖いのです
 で またこわばっているな と思った私は、「ほら足下 蟻がいっぱい居るよ」
 それを聞いた子供は 「きゃ〜〜 こわい〜〜」と自分の足にしがみつきました
 「あれ? かわいいんじゃないの?」 と聞くと「かわいくない」っときっぱり言うのです そして、子供に「じゃなんでかわいいって言ったの?」と聞くと「近くに来ないから」と答えました
 なるほど そっか ってことは、寄ってくる物は嫌いなんだ
 ほ〜〜 すると何を思ったか 武器を取り出し(なにかの紙切れでしたが)
 「えい! えい!」とたたき始めたではありませんか
 死んだかどうかは知りませんが、蟻は居なくなっていました
  「あ〜〜 かわいそうじゃん 蟻死んじゃったよ」っと言うと
 「だって〜 嫌なんだもん」 
 嫌なら殺しても良いの?と聞くと
 「うん いいの だってお母さんだって 蚊が飛んでいたら 殺すよ えい!って」 
 ほ〜〜 良いところに気がついていたね
 確かに同じ虫です はたまた害虫としては互いに同じかも知れないね
  「そっか〜」っとしか言えない自分がそこには居ました
 ほんと子育ては難しいや。

Owner Comment Yumikoit Website  October 24, 2006 @12:37:20

そそ、子どもってそういうところありますよ。
残酷と言えば残酷。大人の様子をよく見ているといえばよく見ている。そういうもんだと思います。
結局のところ、「かわいそう」ってのも「残酷」ってのも「かわいい」てのも。周りが刷り込むんじゃないかと思います。
 
先日、近所のお母さんのお一人と話す機会がありました。
「いとうさんね。あなたがこの間、2号くんとベランダのお花を見ている声が聞こえたんだけど」
と言われました。そのときの話です。
『2号、来てごらんよ、お花が咲いてるよ!可愛いねぇ』
『おはな!』
ってね。そこで『可愛いね』という必要はない。子どもがその花を見て可愛いと感じるのか、どうか。子どもが自分でどう感じるかまで、大人が感想を押し付ける必要はないんだ。
 
─ ということを言われました。いや、全くその通りです。
多分、殺生とか虫についても同じだと思います。で、オトナの背中を見て自分の正しいと思う考え方を学んでいってくれればいいなぁと。

7. よっち — October 24, 2006 @18:37:51

そうなんですよね それってみんな知らず知らずにしてるんでしょうね
 その奥さんもきっと誰かに言われたんじゃないかな
 
 子供の感じ方にはほんといろいろとあるんでしょう
 ただ、感情をどう表現できるかは、教えておかないといけない部分も有ると思います 
 例えば、思い道理に行かない わめく 泣く なにかに当たる
  これをそのままにしておくのは かなりやばいことです
 間違いと思われることは とにかく早めに止めさせないといけません
 さきほどの話も、少し自分なりにアレンジすると、「お花かわいいね」が押しつけなら「お母さんはこの花かわいいと思うんだけどどう?」にしたらいいのかも知れませんね
 なんせ花見て 子供が反応しないと、会話が成り立たないしね それに花があること自体気にもとめないというのもまずいと思いますしね
 
 なにぶんにも親子の会話を成り立たせる(お互いの感じたかを聞き合う)というのが必要なのかなっと思いました

Owner Comment Yumikoit Website  October 28, 2006 @20:54:28

NHK教育の番組で、なにやら忍者の扮装をした子ども達が巻物をゲットしていく番組がありますね。
あれは他者とのコミュニケーションを学習することを目的とした番組なのだそうで、こんなシーンで相手はどんな感情を持つか、それに対してこちらはどんな受け答えをするとコミュニケーションがうまく成り立つかをシミュレーションしていくテーマで作られているんだそうです。
一方的に自分の感情だけをぶつけるのではなく、双方向的にお互いの感情をやり取りするための訓練…そんなものまでテレビに頼らなければならないのは困った時代だなと、それを知った時に思ったものです。
 
確かに、親も一人の人間として子どもの前で怒り、笑い、喜ぶと言った感情を出すように自然に振舞えなければならないんじゃないのかなと思います。同じような年代の子どもが近所に少なかったり、園から帰ってきても近所の子と遊ぶのではなく、習い事に行ったりする子の多い現状では、オトナも子ども向けに取り繕って入られない。もっと周りの人にも感情や立場があるのだと教えなければならないのではないかなと。
 
子どもが少ないからこそ、なんでも子どもに分け与えるのではなく、おやつも子どもと同じように取り合ってみたり(ウチでは、わざと子どもの前に2人分だけおやつを出したあとで、美味しそう!と私が声をかけると2号は黙って食べているのに、1号は半分分けてくれたりします)。
ゲームをしてもいつもわざとらしく負けてやるのではなく、絶対に負けてやらんとか親が負けたときには本気で悔しがってやるとか。
そんなことも必要かもしれません。

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